■『ゆとりからバカにされない女性になるには』
キャリアウーマンが肩身の狭い思いをするのは、“女は結婚して子供を作るのが幸せ”という古い習わしが根強いからという気が致します。それを煽っているのは女性自身だったり.......との思いは筆者の胸の内に閉まっておくとしまして。
さて、新しい物やトレンドに飛付く割りに凝り固まった考えの世代から、どうしたらバカにされないのでありましょう。
(1)年相応であるべし。
(2)潮時を見極めるべし。
この二つがその答えでございます。この際ですから、アナタのキャリアを認めてもらう事は諦めましょう。「○○さん、仕事は凄くできるけど〜」と認めているようで必ず語尾に「でも」「けど」と付くのがオチでございます。その後に続く言葉は知らぬが仏であります。
(1)年相応であるべし。
若くてなんぼじゃという風潮の日本でありますが、どうかしくじらないで下さいませ。キャリアを重ねたなりの、歳上なりの、聡明さと伴う美しさが必須なのであります。年甲斐もなく自分を女子と呼んだりする事でも、隣国のどぎついリップメイクをして飲み会に参加する事でもないのでありますね。
若さを保つのも大切でありますが、年齢に合った素敵な大人とはどんなものなのか、今一度考えてみて下さいませ。
(2)潮時を見極める。
華やかに送り出される寿退職者を、横目で眺めているのも、次に続かなきゃ!!なんて憂っとしい宣言をして回る事も、虚しいだけであります。次第に独身組と子有り・結婚組といった具合に、話題にも格差が出て参るでしょう。
物事にはタイミングというものが必ず存在いたします。長く務めるのは立派でございますが、居心地の悪さを感じたら潮時なのではないでしょうか。つまり辞めてしまえという事であります。仕事のできる人材を居難くするような職場は、ぶった切って構わないのです。ズルズル居座るのは、イタい女のする事ですから。
さて今回のコラム、いかがでしたでしょうか。少々辛辣でしたでしょうか。物陰から石をぶつけられそうでございます。あ、ビール缶でしたね。男性に比べて、女性は随分と生き難い&生き残り難い組織社会でございますが、ゆとり世代の厳しい視線を涼しい顔で躱すような、真の逞しい女性になって下さいませ。
文/松永舞香
過疎ってる松永のTwitter はこちら https://twitter.com/mazM_boss
■連載/ゆとりのトリセツ