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2016.07.23

まもなく猛暑がやってくる!職場の熱中症対策は大丈夫?

国内の熱中症での死亡者数は1994年以降増加傾向にあり、昨年7月の熱中症で緊急搬送された人員数としては、2008年の統計開始以来、過去最多の2万4567人を記録した。米国航空宇宙局(NASA)の発表によると、2016年は史上最も暑い年になるとも予想されており、職場での熱中症対策も早めの対策が肝心だ。ミドリ安全が運営する安全靴や作業着などを販売する通販サイト「ミドリ安全.com」では、「安全」「衛生」に関わる職務に携わっている500名を対象に、職場での熱中症対策の実態に関してのアンケート調査を実施した。

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

■職場での熱中症の教育や指導

夏場の熱中症対策について、職場での教育や指導状況を聞いたところ、「毎年定期的に、教育や指導が実施されている」と解答した人が58.4%となった一方、「教育や指導は特に何も行なわれてない」と解答した人が27.4%にものぼった。「現場に配置された当初だけ指導されている」と解答した方人も13.4%存在しており、熱中症に関しての教育や指導状況は、徹底されていないという現状がうかがえる。

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

事業場の人数別にみると、50人以上の事業場で働く人と、50人未満の事業場で働く人の回答傾向を比べた場合、熱中症の教育や指導は50人以上の事業場のほうが定期的な実施率が高い。特に、50人未満の事業場で「教育や指導は何も行われていない」と解答した人は34.8%にものぼり、小規模事業場の熱中症対策はあまり進んでいない現状も明らかになった。

■「暑さ指数(WBGT)」の認知と活用度

熱中症は気温だけでなく、湿度や周辺の熱環境などの指数が大きく影響を与えることから、厚生労働省では熱中症を予防するための「暑さ指数(WBGT)」を基準に各種対策を行なうように発表している。この「暑さ指標(WBGT)」がどれくらい職場で活用されているかを調査したところ、「良く知っており業務に活用している」と解答した人は、全体の4分の1以下にとどまり、「聞いたことはあるがあまり知らない」もしくは「全く知らない」と答えた人は全体の55.8%に達する実態が明らかとなった。

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

「暑さ指数(WBGT)」を良く知っており業務に活用していると解答した120人に、実際にWBGTが高いときにどのような対策を行なっているか聞いたとこ ろ、「休憩の間隔や休憩時間を長くしている」と解答した人が64.2%と最も多く、次いで「暑い時間帯の作業を避けている」(57.5%)や「暑い時間帯には軽い負担の作業に切り替えている」(55.0%)という結果になった。一方で「特に対策は行っていない」と解答した人も4.2%存在し、WBGTを測るだけで終わってしまっている人もいることがわかった。

■職場で行なわれている具体的な熱中症対策

あなたの職場ではどのような熱中症対策を実施していますか、という質問に対して、最も多かったのが「水分を摂取している」(67.2%)で、次いで「クーラーや扇風機で周囲の環境を冷やしている」(67.2%)、「作業環境の気温や湿度を測定している」(46.4%)、「塩分を摂取している」(41.4%)「冷却グッズで身体を冷やしている」(32.4%)などに解答が集まった。一方、熱中対策として「何もしていない」という人も3.6%(18名)存在しており、一部で対策がおざなりになっている現状も浮き彫りとなった。

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

熱中症対策の実態に関してのアンケート調査

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