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2016.07.17

『ツール・ド・フランス』観戦を盛り上げてくれる仏ワイン11選

■連載/星野知大のBike&Run快体進書

 世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」(以下ツール)が2016年7月2日(土)に開幕した。第103回大会となる今年は、ユネスコの世界遺産にも登録されているモン・サン・ミシェルから走り始める第1ステージから幕を開け、7月24日(日)までの日程でフランス全土(一部スペイン、アンドラ、スイスを走行)を舞台に、世界最高峰の熱い戦いが繰り広げられる。

 全21ステージで走る総距離は3519km。大会中盤から後半にかけてハードな山岳ステージが連続し、第12ステージには南フランスに位置する「魔の山(死の山)」と呼ばれるツール史上最高難度の山岳コース“モン・ヴァントゥ”が選手を待ち受ける。モン・ヴァントゥ山頂には灌木もほとんどないむき出しの石灰岩台地が広がる荒涼とした風景が広がり、総合優勝争いが激化することが予想される注目のステージだ。

 さらに、総合優勝が決まるパリ、シャン・ゼリゼ大通り凱旋2日前には1000m級の峠を何度も超え、ヨーロッパ最高峰のモン・ブラン(標高4810.4m)の麓に位置する標高1372mのサン・ジェルベ・モン・ブランにゴールする第19ステージが設定されているなど、最後の最後まで目が離せない。

 日本においては、有料スポーツ専用チェンネル「Jスポーツ」でライブ放映(午後9時前後~深夜・早朝)され、ブリティッシュパブ「HUB」や「カラオケ パセラ」では同映像を見ながらお酒を楽しめる(放映に関しては各店舗に要確認)。さらに最近ではハイライト動画が様々なサイトに掲載されているので、これらで生の映像を楽しむのもおすすめだ。

モン・サン・ミッシェル
ツール・ド・フランス2016は観光地としても有名なモン・サン・ミッシェルから動き出す

◎さすがワイン大国フランス。ツール・ド・フランスには公式ワインがある!!

 多くのスポーツイベントと同様にツールにも協賛を受けた公式時計メーカーや飲料メーカー、食品メーカーなどがあるが、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(AOC)と呼ばれるワインに関する法律もあるワイン大国フランスが誇る大会だけあり、ツールには大会オープニングステージ公式ワインもあるのが興味深い。

これまでは(もちろん)フランス産が公式ワインに選ばれてきたが、2014年からチリ地震(2010年)の被災者を支援する意味を込めてチリの“コノスル社”のワインが公式ワインとして認められたという。

この“コノスル”ワインは、毎日畑へとペダルをこいでいくワーカーたちへの敬意と、自然のサイクルを基本とした葡萄づくりを表わすシンボルとして自転車をラベルに配した、手頃な価格帯で十分な飲み応えが人気のブランド。日本ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも販売されているので、比較的購入しやすいワインのひとつだ。公式ワインを片手にテレビ観戦すれば、さらに気分が盛り上げながら見ることができるだろう。

持続可能農法や有機栽培など環境にも配慮して造られる“コノスル”ワイン
持続可能農法や有機栽培など環境にも配慮して造られる“コノスル”ワイン

コノスル社のキャラバンPRカー
ツールでは選手たちが通過する前に沿道の観客を盛り上げるキャラバン隊が通過。コノスル社のキャラバンPRカー(2015年)は屋根にワインボトルが乗っている可愛いデザイン!

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