人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【MWC上海2016】VR、5G、車載OS、モバイル市場でも急成長を続ける中国企業

2016.07.16

■アウトバウンド向けSIMや個性溢れるスマートフォンも充実

展示会場ではこのほか、海外旅行時に使えるローミングSIMや、グローバル対応のルーターなど、海外旅行に積極的な中国マーケットを反映した製品、サービスも数多く見ることができた。日本でも最近、楽天モバイルmineoなどが海外渡航時に使えるローミングSIMを販売。世界中で使えるローミングSIMが少しずつ身近になってきているが、中国でも同様のサービスがかなり充実してきているようだ。

【MWC上海レポート】モバイル市場で増大する中国の影響力
新興スマホメーカーNUU Mobileは、カードの差し替えが不要な「eSIM」を採用したルーター『Konnect i1』を展示。想定価格は100~120ドルで、4G LTEに対応。対応バンドも豊富で、世界100ヵ国以上で1日8ドルの定額制でデータ通信が利用可能という。

【MWC上海レポート】モバイル市場で増大する中国の影響力
ゲームメーカーを主体とする中国のMVNO、Snail Mobileは中国国内の5つの空港に設置されているという、海外向けプリペイドローミングSIMの自動販売機を展示。渡航先別に購入するしくみで、日本向けのものは7日間80元となっている。

【MWC上海レポート】モバイル市場で増大する中国の影響力
海外向けSIMを販売するroam2freeのSIMカードは、世界75か国で利用可能。スマートフォンから簡単にチャージができる専用のアプリも提供されている。

今回のMWC上海では、ファーウェイなど日本でもおなじみの中国メーカーが大きなブースを構える一方で、サムスンやLG、ソニーといったアジアの大手スマートフォンメーカーの出展がなかった。カンファレンスにはドコモの吉澤社長やKDDIの田中社長も登壇したが、日本からの出展は一部メーカーが商談ブースを設けていたくらい。それ故に中国外からの出展が64%を占めるにもかかわらず、アジアを代表するイベントというより、中国国内向けのイベントという印象が強く残ってしまったのが残念な点だ。

【MWC上海レポート】モバイル市場で増大する中国の影響力
日本でもおなじみのファーウェイは、5Gの技術展示を中心としたブースと、デバイスを中心としたブースの2つを出展。日本でも発売間近の『HUAWEI Mate Book』なども展示されていた。

GSMAの最新のレポートによれば、アジア太平洋地域のモバイルインターネットの普及率は、昨年末までで人口の45%に達し、さらに2020年までに8億人が新たにインターネットにつながる見込みという。この急速な伸びを支えているのが、中国、インド、インドネシアといった地域で、モバイル業界に関わる企業にとって、まさにドル箱のマーケットがそこに広がっているとも言える。MWC上海が今後も拡大の一途をたどることは間違いないだろうが、来年以降はぜひそこに加わる日本企業の姿も目にしたい。

取材・文/太田百合子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年2月15日 発売

DIME最新号は「6WAYキッチンオープナー」と「超快適マスク」の2大付録に注目!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。