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2016.07.10

50~60代の女性の4割が自身の介護の可能性を不安視

女性の平均寿命は年々延びている。100歳を超える高齢者は6万人を超えるなか、うち87.3%が女性という実態でも、それはが明らかだ。一方、「健康寿命」との乖離も問題となっており、女性の平均寿命は86.83歳、健康寿命はそれより12年ほど短いという現状がある。そこで健康寿命を延ばすことを目標に活動するキューサイの「100歳まで楽しく歩こう課」では、50〜60代女性500名を対象に、「介護に対する意識調査」を実施した。

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■4割が自身の介護可能性を不安視

男女雇用機会均等法の施行から30年。50代女性は女性の社会進出第一世代であり、現在の50〜60代女性はまだまだ働き盛り。45歳以上~70歳未満の女性の就業率は2015年で過去最高を記録している。特に、前年比からの上昇ポイントは55歳~64歳が最も大きく伸びているなど、積極的に働いている女性が増えている。働く人が増えているのが50〜60代だが、調査では、自分が要介護になる可能性を感じているかに関しては「切実に感じている」4.6%「感じている」36.0%となり、トータルで40.6%が、自身の要介護不安を感じている実情が明らかになった。

 介護に対する意識調査

■要介護になった場合“夫に頼りたい”と思っている実態が明らかに

もし自身が要介護になった場合、誰に面倒を見てもらいたいかに関しては、「施設などの介護職員(専門家)」が66.8%で最多回答になった。理由としては、『専門性が高く安心できる。家族の負担を減らせる』(東京都54歳)、『いろんな意味でプロだから』(神奈川県51歳)といった声があがった。施設の職員、専門家の方々への知識や経験に対する安心感もあるのかもしれない。これに続いたのが「配偶者」で23.7%。身内の中でも夫を頼りたいと思っている実態が明らかになった。理由としては、『一番安心して物事を頼めるから』(東京都68歳)、『信頼できる』(千葉県50歳)など夫を頼りたい素直な気持ちや、『長年連れ添っていて、お互いに最もよく理解しあえる存在だから』(神奈川県53歳)、『自分のことを、よくわかってくれていて安心感がある』(神奈川県62歳)、『自分の事を理解してくれている』(東京都51歳)など一番の理解者として夫を信頼している様子が多くみられた。中には、『夫とは普段からそういう話をしていて、元気な方がそうでない方の面倒を見ようと決めている』(千葉県50歳)と、二人三脚で今後の人生も歩んでいこうと決意している夫婦も見られた。

介護に対する意識調査

父の日にプレゼントがもらえなかったなど、寂しい思いをしている男性もいるかもしれないが、実は一番そばにいる奥さまに頼られているという実情が分かった。

厚生労働省の調査によると、介護が必要となる主な原因の4分の1は「運動器の故障」といわれている。昨今、「ロコモティブシンドローム」という言葉も認知度が47.3%と浸透しはじめ、要介護にならないためには足腰の健康が重要であると再認識されている。今回の調査でも、自身の健康面での不安として「足腰が弱ってきた」と感じている50〜60代女性は、63.0%もいた。また、そのうち3割は対策を行なっていないという実情が明らかになっている。夫婦二人でいつまでも元気で過ごすためにも、早めの対策を始めたい。

介護に対する意識調査

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