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2016.07.05

「マイクロYouTuber」の影響力は「スターYouTuber」の倍だった!

近年、インフルエンサーと呼ばれるSNS上でファンを多数抱える人物を起用したプロモーションが増加している。ファンを多数抱えるインフルエンサーの起用事例が注目されがちだが、最近では「マイクロインフルエンサー」を起用するケースも増えてきた。「マイクロインフルエンサー」とは、抱えているファン数は少ないものの、濃いファンを抱えているインフルエンサーのことで、ファンと深いコミュニケーションができることから、絶大な影響力を持つと言われている。

マイクロインフルエンサーの影響力に関する調査

YouTuberと企業をつなぐiCON CASTを運営するTHECOOは、マイクロインフルエンサーの影響力に関する調査を実施。YouTuberにおける「マイクロインフルエンサー」の傾向の有無を独自で調査した。今回は、TVやCMに出演する100万人以上のチャンネル登録者(ファン)数を持つYouTuberを「スターYouTuber」、ファン数10〜100万人未満のYouTuberを「ミドルYouTuber」、ファン数1〜10万人未満のYouTuberを「マイクロYouTuber」と定義。1万人以上のファンを持つ国内のYouTuber1474人(※YouTube参照)をスターYouTuber(17人)、ミドルYouTuber(281人)、マイクロYouTuber(1176人)の3つのグループに分け、各グループに対して、1チャンネル登録者数あたりの「コメント数」「高評価数」の平均を算出して影響度を測った。なお、この調査では企業アカウントはカウントせず、再生回数、登録者数、コメント数、評価数を公表しているYouTuberに限定。「高評価数<低評価数」のYouTuberは今回の意図とそぐわないため除外した。

マイクロインフルエンサーの影響力に関する調査

■マイクロYouTuberは、スターYouTuber、ミドルYouTuberと比較して、抱えているファンに対しての影響力が高い

まず明らかになったのは、マイクロYouTuberは、スターYouTuber、ミドルYouTuberと比較して1チャンネル登録者数あたりの「コメント率」「高評価率」が高いこと。マイクロYouTuberの「高評価率」は0.77%と、スターYouTuberに比べて1.8倍高い。また、マイクロYouTuberの「コメント率」は0.26%と、スターYouTuberに比べて2.3倍高い。このほか、ミドルYouTuberは、スターYouTuberと比べて「高評価率」は1.25倍と高かったが、「コメント率」は1.09倍とほとんど違いは見られなかった。

マイクロインフルエンサーの影響力に関する調査

上記の結果から、ファン数が少ないYouTuberの動画の方が、よりファンの反応率が高いことが分かる。スターYouTuberは、多くのファンにリーチできるという面で優れており、マイクロYouTuberはファンへの影響力という面で優れていると言える。また、マイクロYouTuberは少数のファンだからこそコミュニケーションを大切にしており、ファンのコメントに対するYouTuber自身の返信率も高く、関係性が築けていることが見受けられる。狭いコミュニティだからこそ、コミュニケーションが活発化する。インフルエンサーを起用したプロモーションを行なう場合、特性やファン層をきちんと把握し、案件とマッチした企画に落とし込むことが効果を上げるコツとなる。

YouTuberという言葉がすっかり定着し、存在が市民権を得た昨今、彼らの影響力は無視できない。当然、CMなどプロモーションで活用したいと考えている企業も多いことだろうが、ただスターYouTuberを起用すればいいというものではない点に気をつけるべきである。

文/編集部

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