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2016.06.30

自分だけの空間を生み出すインテリア雑貨4選

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

製品というのは私たちのニーズを受けて生まれてくるものが大半だ。だから、世の中にある製品を眺めているとなんとなくながら、今の世の中のニーズというものが見えてくる。そうした中で思うのは、自分だけの空間を創り出す家具や雑貨が実に多いということである。過去にもそのような製品は紹介してきたのだが、今回も新たに生まれた製品たちを引き続き紹介していこう。

■範囲が絶妙な自分空間『Tomoko』

範囲が絶妙な自分空間『Tomoko』 範囲が絶妙な自分空間『Tomoko』

範囲が絶妙な自分空間『Tomoko』

製品が創り出す自分空間には様々な範囲があるが、この製品の特長はその絶妙な大きさにあると思う。『Tomoko』はフィンランドを拠点に活動するデザインスタジオ「Mottowasabi」のデザイナー、Anna Salonen氏とYuki Abe氏のデザインによる製品。正面からみると「おかっぱ頭」にも雪の「かまくら」にも見えなくないデザイン。製品ラインナップは大きくわけて2バージョンあるらしく、スタンドと組み合わせて自分の頭部分だけ『Tomoko』ですっぽり覆うバージョンと、本体のみをデスク上のPCの上に被せることで、PC画面を周りから覗き見されないようにするバージョン。

前者の場合は正面以外の視界が遮られるので、目の前の本やPCに集中する効果が期待できるし、突然、後ろや横から人に話しかけられることがない、という安心感も期待できる。後者のスタイルの場合も、『Tomoko』とユーザーの近い距離のおかげで視界が制限されることには変わりなく、やはり目の前の仕事や作業に集中することができるだろう。いずれにしても、必要最低限の大きさで、自分空間を創り出すこの製品、かなり欲しい。自分の席が固定されていないフリーアドレスのオフィスが増えている今の日本でもニーズのある製品ではないだろうか。価格については直接問い合わせてもらいたいとのことで、気になった人は「vivero」のHPからコンタクトをとってもらいたい。

■移動式の自分空間?『B030 Oyster』

移動式の自分空間?『B030 Oyster』 移動式の自分空間?『B030 Oyster』

移動式の自分空間?『B030 Oyster』

手頃なサイズ感、という点ではこの製品も負けていない。なにせ折り畳んで移動することまでできるからである。『B030 Oyster』はロンドンで設立され、現在はスイスとスペインを活動拠点とするスタジオ「kawamura ganjavian」によるデザインコンセプト。この「kawamura ganjavian」、数々の有名な製品を生み出していることで知られており、ダチョウの卵のような本体に頭と両手を入れてデスクで昼寝できる『Ostrich Pillow』もこのスタジオの製品だ。

『B030 Oyster』は折り畳み式のクッションのようなもので、展開すると背もたれと脇のついたてを伴ったクッションに早変わりする。背もたれもついたても、高さはないので人の視界を遮るまでの効果は持たない。しかし、この製品で大事なのは自分だけの空間を線引きしてくれることの方にある。わずかながらも明らかに個人のスペースと判る空間を創り出すことで、あとは私たちの良識と想像力が、そのスペースを不可侵のものとして認識するからこれで十分なのだ。こちらはプロダクトデザインのみの公開で、製品化はされていないようだ。

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