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2016.06.28

ヴィレッジヴァンガードの菓子『なめる茸』『びしょ濡れせんべい』ってどんな味?

■連載/ヨシムラヒロムの勝手に宣伝部長

若き日を思い出すヴィレヴァンの『なめる茸』&『びしょ濡れせんべい』

9年前、高円寺にヴィレッジヴァンガードがオープンした。

当時、ニート期のファーストシーズンを過ごしていた僕は、暇のバーゲンセール状態。意味もなくヴィレッジヴァンガード通称ヴィレヴァンに通った。ここのコンセプトは「遊べる本屋」つまり、金はないが、暇は売るほどある人間にとってのオアシス。滞在時間を伸ばす迷路のような店内、雑多に置かれた雑貨の山、雑誌や本、と暇をつぶすアイテムが満載だ。

意味もなくマニアックな香辛料をチェック、沢山あるクッションの質感を確かめ個人的なランキングを制作、彼女とペアルックのTシャツを買う妄想、そんなことをしていると2時間など一瞬だ。

ある日僕は、友人とヴィレヴァンにいた。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、暇人時代は、両手には収まらないほど暇人の友がいた。店内をウロウロしながら、片手で雑誌をめくりつつ、もう一方の手で雑貨に触れる。せわしなく情報を取り入れ、脳を満たす。少しでも正気に戻り、自分を省みるとナーバスになるから。心の沈殿物と対峙するのは大変に面倒。365日終わらないパーティーを続けるヴィレッジヴァンガードは、そんな心境の我々に良薬のごとく作用する。

脳が情報で溢れ、頭脳労働したあとに近い倦怠感が帰宅のサイン。2階にいた友人に「帰ろうよ」と声をかけた。だが、全く反応をしない。背を向けてコミュニケーションを拒否している。「帰ろうよ!」と声を多少荒げて言っても態度は変わらない。「おい!」と身体を揺さぶると、振り返りざま「しー、しー」と自らの口元に人さし指を一本立てた。「おい、向こうの本棚見ろ」雑貨の横から本棚を覗き見ると、そこにはショートボブに水玉のシャツ、白いロングスカートにコンバースを履いた美人がいた。年齢は、当時の我々と同じ20歳前後だろう。

若き日を思い出すヴィレヴァンの『なめる茸』&『びしょ濡れせんべい』

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