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2016.06.23

MINIはミニの後継車ではなく“MINI”という名のプレミアムなコンパクトカーだ!

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 先日、マイナーチェンジが施されたMINIにまとめて3台乗った。『クーパーSD 3ドア』『クーパーD 5ドア』『ONE クラブマン』の3台だ。SDとDが文字通り、チューンの違うディーゼルエンジンを搭載し、『ONE クラブマン』がガソリンエンジンを搭載していた。ディーゼルエンジンだけで4種類も揃っていて、搭載モデルは10モデルにのぼる。ボディーも3通りある。これら以外にもいくつものボディーバリエーションが揃っている。よく確認しないと、いったい何種類のMINIというクルマが存在しているのか即断できない。

MINIはミニの後継車ではなく“MINI”という名のプレミアムなコンパクトカーだ! MINIはミニの後継車ではなく“MINI”という名のプレミアムなコンパクトカーだ!

MINIはミニの後継車ではなく“MINI”という名のプレミアムなコンパクトカーだ! MINIはミニの後継車ではなく“MINI”という名のプレミアムなコンパクトカーだ!

 MINIは一大ブランドに成長した。以前も本連載でMINIのワイドバリエーションについて触れたことがあるが、いつも乗るたびに感心させられてしまう。いったい誰が、ここまで成長すると予想しただろうか?

 以前、『ニッポン・ミニ・ストーリー』(小学館刊)にも執筆したが、2000年夏にイギリス・シルバーストンサーキットで行われたMINIプロトタイプ発表イベントを取材したことがある。その時は、MINIがここまで大きく成長するようになるのか、まったく予想できなかった。

 BMW自身も、どこまで展開するつもりだったのだろうか? あるいは、BMWはあれから15年間のMINIの歴史の中で、どの時点で手応えのようなものを自覚できたのだろうか? プロトタイプの発表段階では、BMWがローバー・ミニの後継車を造ることに対して、まだマーケットと読者は懐疑的だったように憶えている。メディアも変わらなかった。

「MINIって名乗っても、全然ミニサイズじゃないじゃないか!?」

「ミニはもう30年間進化を止めていたのだから、それをなぞるのではなく、もっと違った形にするべきでは?」

「たしかにミニの功績は偉大で、デザインは可愛い。でも、”可愛いクルマ”を造ろうとしてできたわけではない。理詰めで設計していったら結果的に、”可愛く”見えたというだけだ」

 そうしたもっともな声が聞こえていたし、僕もそう思っていた。しかし、ご覧の通り、ミニのデザインとイメージを上手に継承したMINIは大成功をはたした。取り越し苦労だったのである。1960年代の日本でミニでレースまで出ていたミニ好きの知人は、いち早くMINIを購入して、気に入って乗っていた。クラブマンが発売された時には、喜んで買い換えていた。

「ミニと違うじゃないかって!? だから、良いんじゃないですか! 昔のミニと違って窮屈ではないし、乗り心地は良いし、速いし、静かだし。言うことはないですね。デザインは変えずに、中身を改めてくれた点を気に入っています」

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