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2016.06.27

電気料金が高い家庭ほどメリットあり?今さら聞けない「電力自由化」きほんのき

一般家庭向けの電力小売りの自由化が4月から始まった。各社がサービスを発表し、顧客の獲得競争が盛り上がってきた。本当にお得になるのか、どのように活用すべきか、選択のポイントと併せて紹介しよう。

電力自由化

◎電気料金が高い家庭ほどメリットは大きい

 電力会社や料金プランを変えることで、自分の家はどのぐらい電気代が安くなるのか?

 平均的な使用量である400kWh/月の世帯では、純粋な電気料金の差は年間で1000円もない。月の電気料金が5000円程度の家庭なら、乗り換えのメリットはほぼないと言っていいだろう。逆に、月に2万〜3万円以上の電気代を払っている家庭であれば、かなりのコストダウンが期待できる。

 電力会社としては、夏場の日中などピーク時に多く電気を使う家庭ではなく、まんべんなく電気を多く使ってくれる家庭や、使用量の減る夜間に使ってくれる家庭が望ましい。30分単位で使用量を計測できるスマートメーターにより、こうした家庭で大幅に安くなる新料金プランも発表されている。

 使用量のそれほど多くない家庭でもメリットがあるのは、携帯電話やガス、ケーブルテレビなどとの「セット割」だ。ただし、2年間といった契約期間が設定され、途中解約には解約金が発生することもある。また、携帯電話などの乗り換えが電気の契約に左右されることになるため、慎重に検討してほしい。

【Q】新電力(PPS)って何?

【A】2000年からの電力一部自由化により参入した小売電気事業者(PPS=Power Producer and Supplier)のこと。これまで各地域を独占してきた10社の地域電力会社(東京電力など)への挑戦者だ。

【Q】電力会社を替えるには何が必要?

【A】引き込み線などはこれまでどおり使用できる。ただし、メーターはスマートメーターへの切り替えが必要で、新電力や既存電力会社の新プランに契約すると順次切り替え工事が行なわれる。

【Q】発電設備を持っていない会社がなぜ電気を販売できるの?

【A】新電力は発電設備を持つ企業との直接契約や卸電力取引市場で電力を調達する。送電は、既存の電力会社の設備(送電線や変電所)を借り受けて家庭に届けられる仕組み(下の図を参照)。

電力自由化
新電力など小売会社は発電設備を持つ会社との契約などで電力を調達。電気は既存の送電網を使って届けられる。2020年には電力会社から送電部門が独立する「発送電分離」が実施される予定。

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