男性の身だしなみは“モテ”から“ビジネススキル”の時代へ!Men’sBeauty×ISETAN MEN’S presents 夏のオトコの身だしなみ講座イベントレポート

去る、6月11日(土)と12日(日)の2日間、伊勢丹メンズ館にてMen’s Beautyのイベントが行なわれた。
今回は両日で40名弱という限られた人数を招待したクローズイベント。内容は二部制で、一部はトークセッション。編集長の安田と、パナソニックのメンズグルーミング商品担当陣内さん、伊勢丹メンズ館のアテンダント山本さん、ラボ シリーズの上垣さんの4名で、メンズ美容に関するトレンドや、印象についてディスカッションした。
本格的な夏前ということもあり、テーマは体毛やニオイについて。
グルーミング市場はここ数年右肩上がりで伸びており、最新シェーバーの売り上げも好調と陣内さんは話す。
「メンズシェーバー市場は、ほとんどが買い替え需要なのですが、ここ数年、プレミアムなシェーバーの売り上げが高まってきています。年代は、40~50代の方が多いですね。パナソニックで言うと『5枚刃ラムダッシュ』になりますが、剃り味や肌への優しさが、数年前と比べて格段に上がっているので、売り場で体感された方がご購入されています。
また、20〜30代の人が、メンズシェーバーが肌のトラブルを起こしにくいという点から、カミソリからシェーバーに変える方も多いです。その場合は、カミソリのように手軽で、お風呂でも使える3枚刃のラムダッシュが好評ですね。」
プレミアムシェーバーの5枚刃『ラムダッシュ』と、こちらも人気が高い『マユシェーバー』。
男性がムダ毛や肌のケアをすることについて、女性がどう思うか、と山本さんに聞いたところ。
「生えていること自体に嫌悪感は抱きませんが、例えばこの時期、短パンを履いている人ですね毛が濃かったりすると、ウッと思うときもあります。ツルツルじゃなくてもいいですが、適度に整えていると好印象ですね。
肌も同じことが言えます。メンズ館の化粧品売り場にいらっしゃる方も、美容という考えより、ビジネスマナーの一環として捉えている方が多いです。やはり肌も綺麗だとお相手に与える印象が変わりますし、爪は名刺交換のときにも目につく部位。女性は特に男性の指先を見ていますよ(笑)。伸びていたり汚れていたりすると、だらしない印象を持ってしまいます。」
そう山本さんが話すと、一斉に爪を気にしだした参加者の皆さん。感度が高い。
またニオイについてはアラミスの上垣さんが、こんなアドバイスをしてくれた。
「TPOに合わせて、フレグランスを変えている方はスマートな印象を受けますね。ビジネスではシトラス系、デートではフローラル系が人気です。
また香りは下に溜まるものなので、直接的に肌につけるのではなく、ジャケットの裏地や、パンツなどにサッとひと吹きしておくことで、周りの人がほのかに香る程度にまとうことができます。今は、首筋や手首につけることはほとんどないんですよ。」