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2016.06.21

年間200億円という経済効果よりはるかに大きな存在感を示したSMAPのこれから

SMAP「200億円経済効果」のその後

テレビ・ラジオのレギュラーが18本、CMも5人で計18本を持っていたスーパーグループ。年初の、一連の騒動を釈明した生放送は37.2%の瞬間最高視聴率を記録した。SMAPの経済効果は、専門家によれば「200億円を下らない」という。

■右肩上がりの成長理由

 1988年にグループ結成、1991年にCDデビューしたSMAP。

「1995年には『24時間テレビ「愛は地球を救う」』の番組パーソナリティーも務め、その後はキムタク(木村拓哉)をはじめ、メンバー全員がトレンディードラマに出て、俳優としての実績も積んできました。2004年には香取(慎吾)くんがNHK大河ドラマ『新選組!』にも出演。アイドル+俳優をやられた方はいても、それ以外に司会も務め、お笑い的なコントもやってと、SMAPはアイドルを超えた〝スーパーマルチタレント”となった。

こんなこともできるの? と見ている側を飽きさせない。5人それぞれの個性があるということもそうですが、5人が一緒になると化学反応が起こっていろんな顔を見せてくれる。それはカッコイイ部分だけじゃなく、〝音痴な中居(正広)くん〟や、〝踊りが苦手な稲垣(吾郎)くん〟など、あえて弱い部分も隠さずに見せる。トップアイドルなのにそういう部分を見せたことで、親近感を与えてきたんです」(トレンド評論家・牛窪恵氏)

■露出維持の仕掛け

「SMAPがデビューした頃は、テレビでの露出とCD&レコードの売り上げが密接に関係していました。SMAPは当初、正統派アイドルを歩んだが、その後、活躍の場をバラエティーやドラマに移した。それが評価されて個々の個性を売り物にすることができました。個性を多様な部分で商品化することに成功して、メンバーの加齢や景気の変化などとほぼ無関係に人気を維持・拡大。それはそれまでの日本のアイドルのあり方を変えましたね。テレビ・ラジオのレギュラーが計18本あるのも、それがあるからだろうと思います」というのは、経済学者の田中秀臣氏。

 そして、こう続ける。

「SMAPは、アメリカのエンタメ業界っぽい部分がある。個々のキャラクターが商品として確立したうえで個別に活動。そして元のワールドに帰ってくる。そこができたので、長きにわたって露出を維持することに成功したのです」

■時代の象徴

 現在、ファンクラブの会員は約100万人もいるといわれているSMAP。牛窪氏はいう。

「その中心が40代といわれます。私も40代ですが、デビュー当時のSMAPから見ていると〝香取くん大人になったな〟など、スターになっていく過程を見届けられるのは大きい。また、SMAPは時代を映す鏡です。バブル時はトレンディードラマでものすごく人気が出て、お笑いブームが起きると司会やコントも器用にこなす。SMAPと自分の人生を照らし合わせて思い出す方も多いのでは。ファンとともに成長してきて、しかも常に時代の象徴であるというところがすごく大きい」

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