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2016.06.10

20〜30代女性の4人に1人が「現状では子供は欲しくない」

 日本は1995年に少子化社会に突入し、それから20年以上が経った。少子化の原因としては、晩婚化や女性の社会進出、貧困などが挙げられることが多い。それらの懸念材料を全て「無」にしたとき、現代の女性は「子どもが欲しい」と思うのだろうか。オウチーノ総研は、首都圏在住の20歳〜39歳女性812名を対象に「『妊娠・出産』に関するアンケート調査」を行なった。

『妊娠・出産』に関するアンケート調査

 はじめに「パートナーの有無は別として、あなたは『子どもが欲しい』と思いますか?」と聞いた結果、「欲しい」という人は74.7%、「欲しくない」という人は25.3%だった。また、年齢別に見ると、「欲しい」と回答した20代は83.3%、30代は65.5%と、約20%の差が開いた。次に、「妊娠や出産の懸念材料は何ですか?」と聞いたところ、第1位は「金銭的問題」、第2位が「年齢」、第3位が「自身の体調」だった。

 また、「特にない」と回答した人は9.1%だった。最後に、「全ての懸念材料がなくなったとしたら純粋に、『子どもが欲しい』と思いますか?」と質問したところ、「欲しい」という人が81.4%、「欲しくない」という人は18.6%だった。やはり貧困や晩婚化が「妊娠・出産」の足かせになっていることが分かった。

■4人に1人が、現状子どもは「欲しくない」

『妊娠・出産』に関するアンケート調査

 はじめに「パートナーの有無は別として、あなたは『子どもが欲しい』と思いますか?」という質問をした結果、「欲しい」という人は74.7%、「欲しくない」という人は25.3%だった。20代・30代女性の4人に1人は、「子どもは欲しくない」と考えていることが分かった。また、「何人欲しいですか?」と聞いたところ、「1人」と回答した人は14.3%、「2人」は47.2%、「3人」は11.8%、「4人以上」は1.4%だった。年齢別に見ると、「欲しい」と回答した20代は83.3%、30代は65.5%と、約20%の差が開いた。

 それぞれ理由を聞いたところ、「1人」と回答した人で最も多く挙がったのが「経済的に1人が限界だから」という理由で、具体的には「保育施設や学費などを考えると、2人以上は大変そうだから」(32歳)や「子どもは欲しいが何人も育てられる経済的余裕はなさそうだから」(28歳)などが挙がった。

 次いで「1人は欲しいから」という声が多く、例えば「一度は子育てを体験したいから」(33歳)や「できたら1人だけでも欲しいから」(31歳)などが聞かれた。回答した人が最も多かった「2人」では、「兄弟がいた方が良いと思うから」という理由が最も多く、具体的には「1人だと寂しい思いをしそうだし、コミュニケーション能力を培うためにも複数人欲しいから」(32歳)や「兄弟がいる方が社会的な力が身につくと思うから」(24歳)などが挙がった。

 次いで「自分もそうだから」という声が多く、これは「3人」と回答した人からも最も多く挙がった。例えば「自分に姉妹がいて助けられているし、楽しいから」(32歳)や「自分が2人兄弟だし、相談できる味方は必要だと思うから」(37歳)などの声が聞かれた。

 また、「欲しくない」と回答した人からは「経済的に厳しいから」という理由が多く、具体的には「今のところ経済的な目処が立たないから」(22歳)や「将来年金に頼れない時代に、金銭的負担になることは避けたいから」(33歳)などの声が聞かれた。次いで「子どもが苦手だから」という理由が多く、例えば「子どもは好きではないし育てる自信がないから(29歳)や「特別欲しいと感じたことがない」(33歳)などが挙がった。他には「自分たちの生活を充実させて楽しみたいと思うから」(34歳)や「子どもがいる生活のイメージがわかない」(38歳)、「日本の将来に期待が持てず、自分の子どもが苦労することになりそうだから」(37歳)などの声が挙げられた。

■「金銭的問題」が妊娠・出産の懸念ポイントに

『妊娠・出産』に関するアンケート調査

 次に、「妊娠や出産の懸念材料は何ですか?」と、選択肢の中から1番目、2番目、3番目に当てはまるものを選んでもらい、順に3ポイント、2ポイント、1ポイントとして集計した結果、第1位は「金銭的問題」で1233ポイント、第2位が「年齢」で883ポイント、第3位が「自身の体調」で561ポインだった。

 また、「特にない」と回答した人はわずか9.1%だった。年代別に見ると、20代の第1位は大差を付けて「金銭的問題」、次ぐ第2位は「年齢」、第3位は「自身の体調」だった。30代の場合は第1位が「年齢」、第2位が「金銭的問題」、第3位が「自身の体調」だった。昨今、子育てと仕事の両立も課題と言われているが、20代・30代女性にとっては「自身のキャリア」はそこまで大きな懸念材料ではないようだ。

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