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IoT、AI、新技術が流行っている時に注意したい商品企画のワナ

2016.06.09

■大喜びでお金を払う人は誰か?

IoTにAI…。これから有効活用していくべき新技術は、製品化するとそれなりの金額になることが予想されます。それらについても、価格に見合う価値の作り方はいろいろあります。どこの誰が、どのように使いたくて、それを大喜びして買い求めるのか? それは想像ではなく、リアルなのか? 自分がお客なら、果たしてそれに喜んでお金を払うのか? 企画を作って、モノができ上がるまで、何度でも振り返りましょう。

また、モノの売り方にはいろいろな形があり、買う人にはいろいろな人がいます。例えばアプリの場合、収益はユーザー課金で、というイメージばかり考えていませんか? アプリが無料でも、例えばそれをダウンロードした人が皆、別の場所に買い物に来てくれて、そこでお金を使ってくれれば良い。それに、ダウンロードした人からお金をもらわなくても良い。そのアプリのプラットフォームに乗っかって宣伝をしたい企業もあれば、アプリのユーザーから得られたデータがほしい人もいる。いろいろな売り方があります。新しい技術を使った商品でこそ、新しい売り方を合わせて考えなければなりません。

今回のボツネタ『モノゴコロ』は、誰も高いお金を出して買おうと思わない商品です。みんな鼻で笑う極端なボツネタですが、今、本当にこれに似ているものが現実に、たくさん開発され、発売されています。僕は、「チャレンジだ」「やってみなければわからない」と言って、予期しない大ヒットを狙ったものは、もしヒットしたとしても、良しとは言えないと考えています。絶対に必要なのは、そこにお金を払う人の存在を確定させること。チャレンジとは、無謀に突き進むことではありません。狙い通りコアターゲットに売れる商品を作り、その結果、コアターゲットの外にも広がって大ヒットする未来を作ることです。新技術を利用した正しいチャレンジで、大ヒットを目指しましょう。

IoT、AI… 新技術が流行ったときの企画開発のワナ

■今回のまとめ

・「流行りの新技術だから」という手段ではなく、「この人が買うから」という結果を確定させる企画開発をする。
・チャレンジとは、大ヒットするかもしれない新しいことをやることではなく、狙い通りに売れる新しいことをやって、その先にさらに広がる未来を作ることである。

文・イラスト/高橋晋平

たかはし・しんぺい。株式会社ウサギ代表取締役。おもちゃ開発者。大手玩具メーカーに10年間勤務し、「∞プチプチ」など、数多くのヒットアイデア玩具の企画開発に携わる。現在は様々なチームとアイデア商品を共創する「アイデア・コークリエイター」として、新商品・ビジネス開発を行なっている。http://ameblo.jp/simpeiidea/

■連載/高橋晋平のビジネスのヒントは「ボツネタ」にあり!

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