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2016.05.31

今、需要が高まっている「STEM」人材とは?

 外資系人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは、同社が半年毎に発行しているジャーナル「ヘイズ・ジャーナル」の最新号を発刊した。。この最新号では科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Math)の4分野の頭文字を取って使われるいわゆる「STEM」分野における人材不足について取り上げており、この分野の人材を必要とする業界各社による早期教育への長期的な取組みが必要であると提言している。

ヘイズ・ジャーナル

 同社が昨年世界31か国の労働市場おける人材の需給効率を評価・分析した調査研究「グローバル・スキル・インデックス」でも、日本における人材の需要と供給のミスマッチは2年連続で悪化。日本はアジア・太平洋地域で最も「人材が探しにくい国」という結果となっており、STEM分野をはじめとする人材不足は深刻化している。ヘイズのアジア担当マネージング・ディレクター、クリスティーン・ライト氏は、次のように分析する。

「STEM分野のプロフェッショナルに対する需要が世界中で高まっているだけでなく、多数の人材が定年を迎えようとしていることがスキルを持った人材の不足に拍車がかかっています。こうした状況を打破するためには、産業界と各国の政府機関や教育機関が一体となった上で、子供たちの親までも巻き込んだ長期的な取り組みを行う必要があります」

 同氏はさらに、早期教育への取り組みが問題解決につながる可能性に言及している。

「子供たちに早い段階でSTEM分野の職業に目を向けさせ、関連する内容の学習体験を与えれば、子供たちの興味をかき立てて最終的にそうした職業に就きたいと考えるかも知れません。このような取り組みは中学や高校に入ってからでは遅すぎます。この段階ではすでに履修科目を選択するようになって、自分なりの意見が形成され始めているからです。子供たちがまだ幼いうちに興味を触発できるとすれば、STEM分野の教科に人工知能やソフトウェアエンジニアリングといった子供たちの夢をかき立てるような最新の技術を含めて実際に学ばせることができます。

 STEM分野の科目を学ぶことで、最終的にどのような仕事に結びつくのかということを、子供たちだけでなく、その親たちにも教える必要があります。一口にエンジニアリングと言ってもさまざまな分野があり、子供や親、さらに教師にもそうしたエンジニアリングの多彩な側面や職種を理解させることで、STEM分野のスキル不足に対して協調した対応が取れるようにしていくべきです」

 このテーマについては、同社が年2回刊行しているグローバルな人事・採用専門誌「ヘイズ・ジャーナル」の最新号の中で、さらに詳細な検討を加えている。

関連情報

http://www.hays-journal.com

文/編集部

 

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