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ホンダ『CLARITY FUEL CELL』に乗ってわかった燃料電池車の可能性と課題

2016.05.26

 実際に乗ってみても、窮屈さは一切感じない。謳い文句通りに5人で乗っても不自由はないだろう。荷室も十分に広い。荷室についてカタログでも「9.5型のゴルフバッグが3つ搭載できる十分なトランク容量を確保しています」と書いてある。 

ホンダの燃料電池車『クラリティ フューエルセル』に乗ってわかった○と×

 余談になってしまうけれども、クルマの荷室の広さを表現するのにゴルフバッグを基準にするのはそろそろ止めにした方がいいのではないか? 乗用車が希少だった昭和の頃ならまだしも、クルマは普及し、所有していなくてもレンタカーやカーシェアリングを使えば、1台にメンバー全員が乗っていくことなど稀だからだ。

ホンダの燃料電池車『クラリティ フューエルセル』に乗ってわかった○と×

「いや、何人かは途中まで鉄道やバスなどに乗っていって、途中でクルマにピックアップしてもらうんだよ」

 そんな反論が聞こえてきそうだけれども、宅配便という便利なシステムを活用しているゴルファーが多いことを見落としている。とにかく、繰り返すけれども、荷室の空間の広さをゴルフバッグで表現するのはナンセンス極まりない。

『クラリティ』の走りっぷりだが、静かで滑らかなのに驚かされた。埼玉県和光市のホンダ技術研究所から国道254号を通り、自動車専用の外環状線をふた区間走って戻って来た。エンジンが存在しないので静かなのは当然だが、モーターやボディーの風切り音などもとても小さい。しかし、その分、タイヤが路面を擦れる音が余計に目立ってしまっている。欲を言うとキリがないのだけれども、このタイヤからのノイズをさらに減らすことができれば画期的なので、今後に期待したい。

 加速や減速などはスムーズそのものだ。BMW『i3』や日産『リーフ』などのEV(電気自動車)と較べても遜色ない。原理としては、EVもFCV(燃料電池車)も、電気でモーターを回し、クルマを加速させることに変わりはない。EVもFCVも、モーターによるスムーズな加速は、エンジンによる加速よりも次元が異なるほどで、オーナーは病みつきになるだろう。

『クラリティ』には、走行モード切り替えスイッチが付いていて、スポーツモードだと加速が鋭くなり、エンジンブレーキが強く効くようになる。メリハリが効いているので、混んだ高速道路や山道などで重宝するだろう。タイヤノイズの車内への侵入を除けば、走りっぷりで大きな不満はない。よくできている。

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