【PC Audio Lab】高音質コーデック「aptX」に対応したSoftBank SELECTIONのBluetoothイヤホン『Smart Quiet WS-7000NC』
2016.05.23
■Introduction
Bluetoothと言えば、ワイヤレスで便利だが音はイマイチというイメージがある。私が聴いたコーデックの中ではLDACが抜群に高音質だった。これはSONYが開発した音声圧縮技術で従来の3倍のデータが送れるという。残念なことに現在はまだSONY製品にしか採用されていない。一般的なBluetoothが採用しているのは、SBCで圧縮時に高域のデータが欠落してしまい音質はCD以下になってしまう。
そこで登場したのが、AACとaptXである。AACはMac OSとiOSが採用している。aptXはハイレゾプレーヤーなどが採用。これを使えば、Bluetoothでも高音質が楽しめるのでは。そんな淡い期待を抱いてノイズキャンセリング機能を搭載したBluetooth対応マイク付きイヤホンSoftBank SELECTION『Smart Quiet WS-7000NC』を借用した。その理由は以前、聴いた『SE-5000HR』の音が良かったからである。
■Design
オンラインショップでの販売価格は1万1760円(税込)とノイキャン付きではハイコスパである。連続使用時間はノイズキャンセリング機能をONにしたたまで約9時間、OFFで音楽再生のみなら約11時間と1日は余裕で持つ。充電時間は約2.5時間、microUSBケーブルを使ったUSB充電で、本機には充電用ケーブルのみが付属する。コントロール部がセパレート型で重さ約27g。ハウジングは樹脂性で非常に軽い。イヤピースはXS、S、M、Lが付属する。Bluetooth4.0に対応するため、スマホに電池残量が表示される。ノイズキャンセリング効果は最大−25dBで、環境騒音の約94%を低減できるという。
コントロール部にはクリップとストラップ用ホールがある。ケーブルの長さは約44cmと短いため、薄着になる夏は装着場所に困りそうだ
側面に再生/停止、早送り/巻き戻し、1曲送り/1曲戻し、音量のボタンがある。
天面には電源及びペアリングスイッチ。アクティブノイズリダクションのON/OFFスイッチがある。接続状態をモニターするためのLEDもここにある
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