人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2016.05.13

マズそうなのに意外と普通の味!?おかめ納豆の『ベリーベリー納豆』

■連載/ヨシムラヒロムの勝手に宣伝部長

GWになると思い出すことがある。僕が思春期真っ盛り中学2年時の話。

当時のお袋は、中野区が主催する国際交流活動を熱心で。毎週2回、外国人に日本語を教えていた。住んでいた中野区は、ニュージーランドと交換留学制度を結んでおり、お袋はそれにも興味深々。「うちでもやらないか」と言いだした。もちろん、交換留学するのはお袋ではなく姉か僕。もっぱらモチベーションの低い姉弟だ。留学する気など毛頭ない。しかも、そのことを受容すれば同時にニュージランド人のホームステイが決定する。2週間ほどの期間とはいえ、一つ屋根の下、流石にキツイ。それを察し、お袋がこう言った。

「ヨシムラ家は民主主義です。だから、皆さんの意見を聞きます。来て欲しい人?」

お袋のみが手が高々と上げる。

数秒の沈黙。

「じゃ、あんたらは来てほしくないってことね」と尋ねた。

姉弟は「イヤだ」と即答。

そもそもアットホームの欠片もない我が家に、外国人を受け入れる土壌は育っていない。ホームステイは、家族仲が優れた家に任せた方が良い。お袋は「はいはい、分かりました。つまない子だねぇ」と捨て台詞を残しリビングから去っていった。

数週間後のヨシムラ家のリビング。

僕はニュージーランドの女性と食卓を囲んでいた。そう、お袋は強行採決の道を選んだ。グローバル化が叫ばれる今日でも、異文化コミュニケーションへの興味は薄い。中学2年時なんてもっと薄かったはずだ。TVに流れる志村けんの『バカ殿SP』の狂騒とは裏腹に、リビングには静かな時間が流れていた。

あまりに気まずいので、僕は食卓にあった納豆を指差し「食べてみますか?」とニュージーランド人に問うた。

答えは「Yes」

パックを開けて醤油を垂らし混ぜた納豆を彼女に渡す。恐る恐るスプーンで納豆を口に運ぶニュージーランド人。

次の瞬間「No~」

マズそうなのに、意外と普通でなぜか残念な気持ちになる『ベリーベリー納豆』

と苦い顔。彼女は2週間の滞在中、様々な日本食を味わった。僕が知る限り「No」と拒否したのは納豆のみ。ネットでも見たが、日本食ファンの外国人でも納豆嫌いは多いようだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年2月16日(土) 発売

DIME最新号の特集は<超保存版>「絶対得するスマホ決済」「知られざるミリオンヒット商品47」「ビジネスリュック新作大図鑑67」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。