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2016.04.18

なぜ、カラオケでジャズを歌うとモテるのか?

 カラオケの機会も急増する新学期。初対面となる上司や仕事仲間とカラオケに誘われたとする。さあ何を歌うか。カラオケ好きもカラオケ嫌いも悩みどころだ。その人の歌う歌で人間性がわかるというのは大げさかもしれないが、話をするよりも多くの、人となりが伝わってしまうことは、誰もが経験的に感じているだろう。が、同時に強烈な自己主張の場、であることも事実だ。

 ところで、ポール・マッカートニー、スティング、ロッド・スチュワート、ボズ・スキャッグス…この名だたるシンガーたちの共通項はおわかりになるだろうか。答えは、みんなジャズも歌っていること。これは年をとったから「大人の音楽」のジャズを歌った、という理由ではない(はずだ)。ジャズ・ヴォーカルではスタンダードと呼ばれる「定番曲」を歌うのが流儀。スティングもロッドもボズも揃って「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」というスタンダードを歌っている。

なぜ、カラオケでジャズを歌うとモテるのか?
妖しく囁くように歌うチェット・ベイカーをコピるなんて、かなり得点高い!

 しかもこれはジャズ・ヴォーカルの大御所たちが昔から数々の名演録音を残している定番中の定番曲なのである。あえて人と同じ歌を歌っているわけ。俺の方が上手いぞと張り合っているのか? いや違う。それは「俺の魅力」をより際立たせるため。そしてそれがジャズ・ヴォーカルのジャズたる所以なのだ。つまりジャズ・ヴォーカルというのは、「曲」よりも「人」を聴かせる歌ということ。ということがわかれば、彼らがジャズを歌った理由も見えてくる。

 それまでは自分の持ち歌=ヒット曲と自分の魅力をセットで売って名を成したわけだが、きっと曲の魅力に寄りかからずにもっと「俺自身の魅力」を見せたかったからじゃないのかな。これは、勝負どころは歌の「上手さ」ということじゃないことも意味している。大事なのは「いかに俺が俺であるか」ということだから、人と比べようがない。

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