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2016.04.23

最新ロボット掃除機は「掃除機性能」「戦略プログラム」「耐久性」で選ぶべし

ついにダイソンも販売を開始し、盛り上がりを見せるロボット掃除機市場。どんなポイントを押さえれば、自分の生活に合った1台が選べるのか? ロボット工学の視点から年末の大掃除を効率よく行なうための選び方を紹介する。解説してくれるのは、「ロボットにはもっと多様な可能性がある。不自由なものを不自由でなくする」を持論に、『Hallc Ⅱ χ』など画期的なロボットを多数開発する千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター「fuRo」の古田貴之さんだ。

新機種参入で編集部が緊急検証!【最新】ロボット掃除機は[掃除機性能][戦略プログラム][耐久性]で選べ!

話題のダイソンもついに販売開始!

話題のダイソンもついに販売開始!

Hallc Ⅱ χ

◎自ら感じて考えて動く−−ロボット掃除機は次世代に突入

「私の考えるロボットの定義は、〝自ら感じて、考えて、動くもの〟。最近のロボット掃除機はどんどんこれに近づいていると感じています」と語るのは、ロボット工学の第一人者として活躍する、古田貴之さん。『ルンバ』を愛用して6年と、長年のロボット掃除機ユーザーでもある。

「現行のロボット掃除機は大きく分けて第1世代と第2世代の2タイプ。まず、第1世代は日本の大手メーカーの大多数が取り入れているサブサンプション・アーキテクチャー(条件反射で行き当たりばったりに虫のように動く仕組み)を搭載したタイプ。とにかく動き、壁や家具にぶつかったり、ギリギリまで接近することで障害物を認識して避け、また動き始めるため、少し効率が悪いです。

 一方、第2世代は『SLAM』(※2)という、自身の位置確認と地図作成を同時に行なうシステムを使う機種です。こちらはカメラなどを搭載しているのが特徴。最初に周囲を見渡し、家具や壁がどこにあるかの地図を基に計画を立ててから動くため、一筆書きに近く、第1世代よりも効率がいい。しかし、カメラが意味をなさない暗い部屋だと動きが鈍るなど、デメリットも。『ルンバ980』は、カメラによるSLAMと、その弱点を補うための、暗闇でも障害物を認識する赤外線センサーを併用したハイブリッドタイプといえますね」

 ロボット掃除機は価格も機能もピンからキリまで様々だが、古田さんが考える、ロボット掃除機選びのポイントは3つだ。

「1つ目は〝掃除機性能〟。ゴミをしっかり吸引できるかは、ブラシ幅の広さが見極めのポイントになります。2つ目は〝戦略プログラム〟。何度も行き来することで隅々まで掃除したり、一筆で広い部屋を効率よく動いたりと、機種により走行パターンが違うので、部屋の広さに合わせて選ぶといいでしょう。そして、3つ目は〝耐久性〟。私はロボット掃除機を毎日使うものと考えているので、メンテナンスのしやすさは重要です。例えば、消耗しやすいサイドブラシが交換しやすいか。また、定期的に出し入れするダストボックスのフタの強度がしっかりしているかなどを見るといいですね」

※1 多関節ホイール・モジュール(車輪モジュール)を8脚装備したロボット。3つの形態を持ち、変形で走行と歩行を切り替え従来にない高い移動性能を実現。※2 Simultaneous Localization and Mapping

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