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2016.04.09

銭湯に行ったら飲みたくなる!大田区と川崎市が作った『黒湯サイダー』

■連載/ヨシムラヒロムの風土フード

ここのコーナーで紹介していくのは地元民でも知らない可能性のある品々。新たな名産品を作るために、試行錯誤した結果できてしまったもの。そのなかには、都会に住んでいたら絶対思いつかないグルメも多い。地方住民の生活や文化から誕生した全く新しい名産品候補群だ。僕は、それを「風土フード」と呼ぶことにした。

桜が見える季節になると、近所の銭湯に行きたくなる。露天風呂の外壁の隙間から、少しだけ覗く桜を見ながら湯に浸かる。これ、最高!

味は辛口だけどレビューは甘口!大田区&川崎で人気の『黒湯サイダー』

足を運ぶたびに「銭湯って、男子校だな」と思う。言わずもがな、男しか居ないし。何よりも会話が男子校なのだ。サウナに入っていると、嫌でも常連のおっさんの声が耳に入る。

常連1「さっきよ、アイツがシャワーも浴びずに風呂に入ったんだよ」

常連2「アイツって誰だよ」

常連1がサウナの曇った窓を手でこすり、浴場にいるアイツを指差す。

常連2「マジかよ」

常連1「だから、目で注意したら、向こうもガン飛ばしてきてよ。〆よう思っちゃったよ」

常連2「ははは」

常連1「アイツが入った風呂汚なくて入れねぇよ。かぁ~っぺ(唾を吐く)」

銭湯マナーに説いた常連1がサウナで唾を吐いたことは一端置いて。会話だけを聞いていると「男子高校生かっ!」とツッコミたくなる。常連1、2共に、年齢は50を回っているだろう。

銭湯は、そんな大人の社交場。

今回の風土フードは、銭湯が東京で最も多い大田区と最近なにかと話題な川崎市が共同開発した『黒湯サイダー』(340ml/200円)。地域の名物と定番モノを組み合わせた典型的な風土フードである。

味は辛口だけどレビューは甘口!大田区&川崎で人気の『黒湯サイダー』

平成26年度に、大田区と川崎市の連携事業「おみやげプロジェクト」がスタートした。地域の資源を使い、新たな名物を作る計画だ。普通に生活をしていると分からないが、区はブランド力を上げようと色々な策を立てている。(実は僕も中野区観光大使になり、内部に入ってから分かった)

「おみやげプロジェクト」では、大田区に住む在日外国人から選出された来~る大田区大使と、川崎産業観光学生プロモーターのワークショップによって商品が生み出された。大田区の区花をモチーフにした『梅ソーダ』や川崎市の長寿郎梨を使用した『梨ソーダ』など。その中の一つが大田区・川崎市の共通の財産、黒湯温泉をネタにした『黒湯サイダー』というワケ。

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