人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2016.03.31

実質と実利を備えた稀なクルマ、ルノーのコンパクトクロスオーバー『キャプチャー』

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 ルノーのコンパクトクロスオーバー『キャプチャー』にマイナーチェンジが施されたというので、早速、乗ってみた。クロスオーバーという呼び方は近年の流行で、ヨーロッパを中心とした自動車メーカーがよく使っている。SUVでもなく、ステーションワゴンでもない。その中間的な存在だろうか。『キャプチャー』も4輪駆動ではなく前輪駆動だし、特別に広い荷室を備えているというわけでもない。『キャプチャー』の造形は各部分のパネルの抑揚が強く、画像よりも実物のほうが特徴が強く見える。

実質と実利を備えた稀なクルマ、ルノーのコンパクトクロスオーバー『キャプチャー』

「2トーンのルーフやコンパクトなサイズは都会向けに見えるかもしれませんが、獣が四肢が踏ん張っているかのように力強く見えるようにデザインしました。自然の中でこそ、しっくりくるでしょう」

キャプチャー』をデザインしたルノーのデザイン担当常務のローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏は、以前にインタビューした時にこう語っていた。長身のヴァン・デン・アッカー氏は、デザイナーだけあってスタイリッシュで、ダークスーツにプーマのスニーカーを合わせていた。聞けば、スニーカーを100足以上持っているという。近年のルノーのデザインは「ライフフラワー」という花の花弁が人生の各々のステージを表現するという戦略が採られている(※関連記事はコチラ)。

 つまり、こういうことだ。

「人は恋に落ち_〈LOVE〉、冒険の旅に出ます〈EXPLORE〉。そして、家族を持ち〈FAMILY〉、働き〈WORK〉、遊び〈PLAY〉、やがて知恵を得ます〈WISDOM〉。この6つのステージに象徴される人生〈CYCLE OF LIFE〉をクルマで具現化するのです」

 コンパクトカーの『ルーテシア』が〈LOVE〉を体現し、続く『キャプチャー』が冒険〈EXPLORE〉を担うモデルとして登場したという経緯がある。

「キャプチャーで心ゆくまで人生を冒険して下さい」

 なんとも夢のある話ではないか。クルマをデザインし、製造するのに人生に例えるなんて。スペックとか性能なんて一切出てこない。いったい、誰に向けて、どこに向けてクルマを造っているのか?世の中のほとんどのクルマとは、姿勢や考え方が違うとしか思えない。

実質と実利を備えた稀なクルマ、ルノーのコンパクトクロスオーバー『キャプチャー』 実質と実利を備えた稀なクルマ、ルノーのコンパクトクロスオーバー『キャプチャー』

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ