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【ボツネタ企画塾】植物に歩く喜びを与える『歩き鉢』

2016.03.24

■ストーリー作りの意味と、そのやり方

多くの場合、人は商品を買うというより、ストーリーを買っています。

例えば、「布団専用掃除機」が大きな市場を獲得したのも、梅雨や花粉などに悩む人に、干すより綺麗になるというストーリーを見せたことによるもの。このような例はたくさんありますが、どんなヒット商品にも、その裏には描かれたストーリーが存在します。

では、多くの人が欲するストーリーのつくり方とはどのようなものなのでしょうか?

その方法とは、「誰のために何をしたかったか」を語ってみることです。

それを一生懸命文章にし、本心でできたストーリーになっていれば、実はそれだけで商品のマーケティングまで完成してしまうのです。

商品作りの基本は、誰に買ってもらうかというターゲット設定ですが、現実には「こんな商品を作ろうと決めて、こういう人たちが買うだろう、とそれなりに決めてみる」というタカを括ったようなターゲット設定がそこらじゅうで行われています。商品を作るときは、「ターゲット設定」という言葉をイメージせず、「誰のために何をしたかったか」のストーリーを本音で作ってみましょう。自分はこの世に存在する誰のために、何を作りたいのか。相手は身近な人でも、大勢でも、自分自身でも構いません。

ちなみに僕は多くの場合、自分自身か、自分の家族のためのストーリーを考えます。おもちゃを企画開発するときは、「自分が子供と一緒にこんな風に遊びたいからこれを作った」というストーリーを文章で書いて、そこに嘘がないかを何度も自身に問い、見直します。油断すると嘘や建前を書いてしまっていることが必ずあるので、繰り返し書き直します。

そうしてできたストーリーを実現すれば、自分の家族と同じ属性のターゲットが買う商品が完成します。さらに言うと、ストーリーがあるだけで、プレゼン資料、営業トーク、キャッチコピー、プレスリリースなども一気に完成します。これこそが商品のつくり方です。

先ほどの植物が歩くと嬉しいという話は真っ赤なウソで、植物は別に歩きたくないでしょう。しかし、これを考えた時、植物は生きている、という想像をリアルにしている自分を発見しました。僕も家で観葉植物を育てていますが、葉っぱがどんどん枯れてきて、かわいそうに思った時期がありました。栄養剤を与えても良くなりません。逆に薬を上げたのがまずかったかな、などと思ったりして、心配しました。植物に気持ちがあると思っている自分が確かにいたのです。つまり他にも同じ人は存在するということです。

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