
【編集部が選んだ2016年注目の輸入車・SUV編】
日本に輸入される新車(乗用車中心)は、約29万台(2014年)。2009年は16万台だったので、この6年ぐらいは伸び続けている。それでも新車市場でのシェアは10%強。この輸入車比率はアメリカ43%、英国16%、ドイツ36%と比較しても、クルマ先進国のなかでは低い。それだけ国産車が頑張っている、とも言えるのだが、クルマ好きとしてはもっと輸入車が増えれば、国産メーカーもいいクルマづくりのため、さらに努力を重ねるかもしれない。
ということで、もっと日本で売れてほしい輸入車をジャンル別にピックアップしてみた。最近では最も人気があり、乗用車の主流になったSUV。最低地上高が高く、室内のユーティリティーも確保され、走りはスポーツカー並み、というモデルも多い。
◎BMW『X1 X-Drive2.0i XLine』(569万円)
2代目になった「Xシリーズ」の末っ子は、ボディーが大きくなり、『X3』に近づいた。ハンドルも軽くなり、8速AT+ディーゼル、ガソリンエンジンの走りも経済性+スポーツ性が向上。ガソリンエンジンも設定されている。