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2016.03.21

シグマが初のミラーレス一眼『sd Quattro』を発表した理由

シグマが初のミラーレス一眼『sd Quattro』を発表した理由とは?

2月23日、シグマが新型のレンズ交換式カメラ『sd Quattro/Quattro H』を発表した。『sd Quattro』は3900万画素相当のAPS-Cサイズ、『sd Quattro H』は5100万画素相当のAPS-Hサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼だ。236万ピクセルのEVFを搭載し、本体下部が突出した独特の形状をしている。

シグマといえばレンズメーカーとしてご存知の方も多いだろうが、同社では自社開発の独自センサー「Foveon」を搭載したカメラを製造・販売している。『sd Quattro』について述べる前に、まずはこの独自センサーFoveonについて述べておかなければならないだろう。

■シグマ独自センサー「Foveon」はどこがすごいのか

現在、一般的なカメラに搭載されているセンサーは「ベイヤー配列(以下・ベイヤー)」と呼ばれるものだ。1枚のセンサー上に色の三原色(赤・緑・青)を認識するカラーフィルターが、明るさを認識する素子と同じ数だけ並んでいるもので、例えば2000万画素のカメラであれば、素子が計2000万個あり、撮影した写真は2000万個の色と明るさを記録した点によって構成される。

カメラはそれぞれの素子に入射する光の色と明るさを判別し写真を作っているわけだが、青を認識するカラーフィルターは青、赤を認識するものは赤しか認識できない。ゆえに、そのカラーフィルターが認識できる色以外の光が入射した場合、周辺の素子に入射した色情報をもとに、演算処理でその点に入った光は「◯色だろう」とはじき出している。

この演算処理は高精度であるものの、100%の精度を出すことは難しい。ゆえに、偽色やモアレが生じることもある。

シグマが初のミラーレス一眼『sd Quattro』を発表した理由とは?

それに対しFoveonはフルカラーセンサーのため素子自体が色を認識する。赤、青、緑を認識する素子が3層に積層されており、表層で認識できない色は下層で認識するといったような構成で、全ての光を正しい位置・正しい色で記録することができるのだ。

このFoveonは特にディテールの細かい写真の撮影で威力を発揮する。桜や紅葉といった風景のよう非常に細かい単位で色味が微妙に変わる景色など、ベイヤーではうまく再現できない場面でもしっかりとディテールを描き出すことができるのだ。

そんな「Foveon」を搭載した新型カメラが、この『sd Quattro』だ。この商品では同社のレンズ一体型カメラdpシリーズで採用されている「Foveon Quattro センサー」を搭載し、同社にとっては初となるミラーレス機となる。

シグマが初のミラーレス一眼『sd Quattro』を発表した理由とは?

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