人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【ボツネタ企画塾】匿名で気持ちよく言いたいことが言える『すりガラスインタビュースタジオ』

2016.03.07

■「やってみたい」の正体

「すりガラスインタビュースタジオ」は、先述した情報漏えいの危険性の他にも企画として成立しない点がいろいろとあります。最大のポイントは、このサービスを体験することが、孤独な行為であるということです。匿名で言いたい事を言ってWEB上でコメントをもらっても、そのことを誰にも自慢できず、承認もされない形になっているのです。

やってみたい、とは何なのか?

実はこれは「つながりたい欲求」なのです。

お金を払って「やってみたい」は、たった一人では起こらない感情です。

みんなもやっている、もしくは一緒にやるから、やってみたい。

あるいは、やったことを人に言いたいから、やってみたい。

やったことがある経験を人に評価、承認してほしいから、やってみたい。

そんな心理から、人は初めてのことを「やってみたい」と思うわけです。

その視点を入れて、アイデアを選び、企画にしていかなければなりません。

先ほどTwitterで見つけてご紹介した、60分で小説を書くというイベントに、僕は関心を持ちました。SNSやブログの活用状況を見ても、自分が書いた文章を他人へ発信したい欲求は普遍的であり、さらに、自分が書いた本が出版されたら、うれしくない人はいないはずです。

そこでオンラインイベントで、皆で60分にて小説を書き、それをまとめたものを出版したらおもしろいのではないかと考えています。本は主に1人の頭の中を書いたものですが、100人が作った文章を読むと、そこには相当な面白さや考え方のヒントがあるでしょう。今までにない面白さと価値を持った本が作れると考えています。

皆さんも、「やってみたい」初体験ビジネスを考えてみてください!

【ボツネタ企画塾】正体を隠して、言いたいこと言える快感を味わえる『すりガラスインタビュースタジオ』

■今回のまとめ

・Twitterなどで「やってみたい」「してみたい」という言葉を検索すると、大勢の潜在的願望を知ることができ、商品企画の大きなヒントになる。
・初体験を商品にするときには、「人と一緒にやりたい」「人に自慢したい」という、「つながりたい欲求」を満たすものにすることが重要である。

文・イラスト/高橋晋平

たかはし・しんぺい。1979年生まれ、秋田県出身。株式会社ウサギ代表取締役。大手玩具メーカーに10年間勤務。国内外累計335万個を販売し第1回おもちゃ大賞を受賞した「∞プチプチ」など、数多くのヒットアイデア玩具の商品開発。著書に『アイデアが枯れない頭のつくり方』(CCCメディアハウス)、『プレゼンをキメる30秒のつくり方』(日経BP社)、など。2013年にはTEDxTokyoにも登壇し、TED.comを通してプレゼンテーションが世界に発信された。現在はおもちゃ開発者/アイデア・コークリエイターとして、新商品・新サービスの企画開発を行っている。アイデア評論家・企画術などの講師としても活躍中。http://ameblo.jp/simpeiidea/

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年3月16日 発売

特別付録は進化した「超望遠12倍スマホレンズ」!5Gの最新情報や今買うべき新製品を一挙紹介!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。