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2016.03.07

今年の春節、中国人は日本で何を買ったのか?

 株式会社トレンド Expressが提供するレポートサービス「図解中国トレンド Express」では、訪日中国人のクチコミを分析。2016年の「春節(中国のお正月)」における訪日中国人の消費動向を発表した。

■日本で「○○を買った」というクチコミ数は 4 倍に!多様化・分散化する“爆買い”事情

 2016 年春節期間に中国人が日本で購入したものトップ 3 は、「医薬品」「化粧品」「生活用品」だった。2016 年の日本で「○○を買った」と確認できたクチコミ件数は、5万6338 件となり、2015 年の春節時のクチコミ件数の約 4 倍(1万4736 件)だった。引き続き、「日本旅行」に対する注目が増していることがうかがえる。

 昨年の春節と比較すると、フィーバーとなった「温水洗浄便座」は大きく順位を落とし、かわって生活用品が第 3 位に入った。また、昨年の「医薬品」に爆買いが集中して圧倒的な1位という状況から、1 位から 3位までの件数はそれほど大きな差がなく、さらに生活用品の件数が大きく伸びているところからも、購入しているモノや嗜好が多様化していることがわかる。

今年の「春節(中国のお正月)」での訪日中国人の消費動向

■「服飾」「靴下・下着」の上位ランクインが、旅行スタイルの変化を象徴

 2016年の春節を象徴するのが、「服飾」、「靴下・下着」のランキング上昇だ。これらの商品は試着したり、いろいろな商品を見比べたり、自分の好みのものを探したりと購入にいたるまでに時間がかかる場合が多く、従来の団体旅行客ではなかなか購入が難しいものだった。このようなカテゴリーの商品が上位に上がってきていることからも、中国人の日本旅行が個人旅行へとシフトしていることがうかがえる。

 また、トレンド Express の調査で、2015 年 12 月時点で個人旅行の占める割合が 29%を占めるまでに至っていたが、今年の春節時期では 4 割とさらに拡大したことが判明。個人旅行は、団体旅行に比べ自由な時間が増え、選択肢が増えることが人気の要因だ。自由な時間が増えることで、店頭でじっくりと商品を選んで購入することができるようになるため、今まで 1 つのブランドに集中していた“爆買い商品”も同カテゴリーの中で様々な商品に分散される傾向が見え始めている。

■「上海」「広東」地区等の沿岸エリアの人々が爆買いの中心、“健康志向の上海、美容志向の広東”という傾向が

 さらに、トップ 5 にあがったジャンルを、エリア別で分析してみると、全体的に「上海」、「広東」地区が多くなっており、一級都市、沿海エリアが集中しているのがわかる。化粧品以外のジャンルでは「上海」がトップであったのに関わらず、化粧品だけは「広東」エリアが最も多いこのことから、「健康志向の上海、美容志向の広東」とも言えるだろう。

今年の「春節(中国のお正月)」での訪日中国人の消費動向

 

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