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2016.02.29

佐藤オオキ氏と小松真実氏がタッグを組んで作った“金融×感性”の新サービス『finan=sense.』

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

クラウドファンディング「ミュージックセキュリティーズ(以下MS)」と、デザインオフィス「nendo」が組んだ新サービス「finan=sense.(ファイナンセンス)」が、2月5日よりスタートした。

「finan=sense.」は金融のfinanceと感性のsenseを合わせた造語で、日本で唯一、購入型と投資型の双方のクラウドファンディングを行っているMSが資金調達を、商品開発、ブランディングなどのデザインをnendoが行い、二つの方面から事業者をサポートするというサービスだ。発起人であるnendo代表の佐藤オオキ氏と、MS代表の小松真実氏のお二人に新サービスについて詳しく伺った。

佐藤オオキ氏と小松真実氏がタッグを組んだ「金融×感性」の新サービス『finan=sense.』とは?

◆佐藤オオキ氏と小松真実氏が語る「finan=sense.」の全容

Q・finan=sense.が生まれた経緯は?

小松氏「当社は2000年創業で、世界の中でもクラウドファンディングとしては老舗の会社。『セキュリテ』というマイクロ投資プラットフォームで、全国の地場産業事業者の資金調達のお手伝いを16年間行なってきた。地域の金融機関と当社が提携をして全国各地で展開し、ファンドを作りたいという資金ニーズのある会社からのオファーを毎月100~150件いただいている。事業計画を審査したうえで毎月10~20本ほどのファンドを当社のサイトで募集を掛けており、投資家は7万人以上、ひとつの事業のファンドで平均1200万円以上を調達している。当社は金融商品取引業として登録しており、資金を調達した事業者がお金を預かり事業を行なって売上が上がったら、お金で分配していくというのがベースとなっている。

技術は素晴らしいし経営者も真摯に取り組んでいるが、資金がない事業者がいらっしゃるということが16年間の中でわかってきた。そうした事業者に向けて、個人の投資家の方を集めて資金調達やファンづくり、プロモーションを提供しているのが『セキュリテ』で、今まで約500本のファンドを作り300社以上の会社にサービスを提供してきた。その枠組みの中で唯一足りないのが、デザイン力、商品の開発力だった。お金と商品があっても勝負をしていくためにはデザインがどうしても必要になる。そこでnendoさんに相談させていただいた」

佐藤氏「小松さんとは10年ほどの長いお付き合い。金融関係の方って、カタイというかお金ありきという印象があったが、そうじゃない取り組み方があると小松さんを通じて知り、やろうとしていることはすごく似ていることに気づいた。ポテンシャルは高いけれどうまく表現できない、適切なサポートが得られず形にならないという事業も多く、それをどうサポートするかをお互いに考えていたこともあり、一緒にやったらものすごく強力なサポートができるんじゃないかと親和性を感じた」

小松氏「デザイン側からは資金がもっとあればという課題を解決できるし、ファイナンス側からはデザインがもっとあればという要望を満たすことができるのがこのサービスの大きな特徴。ケーキとマスクという全く違う商品を扱う2社からスタートしたが、ケーキが1口2万円から、マスクは3万円から投資できる。投資家特典と、売上に応じたお金の分配の両方がある。また、プロジェクトによっては意義があるとか、商品が魅力的という動機で投資してもらうお金のリターンがないモデルもできる。

finan=sense.は商品自体のストーリーを投資家とシェアし、理解したうえで投資をしてもらうことで初めて成り立つもの。ストーリーは基本的にウェブサイトで発信していく。商品そのものやその裏に秘められた物語を知ることで、商品の魅力を感じ取っていただきたい」

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