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2016.02.29

手に触った感覚が絶妙なAndMeshのiPhoneケース開発秘話

細かすぎて分からない改良を続けるiPhone 6ケース、AndMesh『Mesh Case for iPhone 6s Plus』Interview編

■Interview

純国産にこだわり続けるAndMesh、中国製品に負けない特徴はどこにあるのか。その細かい改良点の数々とはCEOの後藤鉄兵さんを直撃した。

まず気になるのは、なぜ日本製なのか? 製造コストもケースを作る金型のコストも中国生産より高くなると思うのだが、どんなメリットがあるのだろうか。

後藤 実は我々も最初は中国のOEM/ODMでケースを作っていました。しかし、せっかく苦労してオリジナルデザインを考案してヒットを飛ばしても、すぐに真似されて安価なコピー商品が大量に出回ってしまいます。まあ、海外生産なので仕方ありません。対抗措置として考えたのが、誰にも真似できないマテリアルを使って、コピーの出てこない製品を作ることでした。生産コストですが、成形に関しては日本と中国では100円ぐらいしか変わりません。これは問題ありません。金型は中国と日本では10倍コストが違ってきます。最初は金型だけ中国で作ることも検討しました。ところが調べてみると中国の金型技術は日本より10年から20年は遅れている。何度やり直しても精度の高いモノができる保証はない。それを考えると信頼性の高い日本製の金型の方がいいと判断しました。

ケースの素材にエラストマーを採用された理由は何ですか? シリコンに比べるとマイナーでハイテクな感じもありませんが。

後藤 他社に真似のできない製品を作るために素材は大切な要素でした。スマホケースは、硬いケースはポリカーボネート、柔らかいケースはシリコンが定番です。しかし、抜群の硬度を誇るはずのポリカーボネート(PC)がよく割れたり、欠けたりしてiPhoneをキズ付けることがありました。中国製造委託品では、コストダウンのために品質がおざなりにされ、設計通りの性能を発揮できなかったのです。シリコンは医療用にも使われていますが、使っているうちに紫外線、熱、油分などの影響で変色したり、独特のベトベトした感じがあり滑りにくくポケットに入れにくいですよね。柔らかいので曲げたり捻ったりすると切れる心配もあります。弾性があっても丈夫で、耐衝撃性があり、滑りにくく感触もいい素材を探していたら、エラストマーに辿り着きました。SWISS TOOLのグリップを握ってみて、この素材しかないと思いました。

カラーバリエーションが8色から9色と豊富になるのはいいが、売れない色もあるのでは?

後藤 日本のショップにある陳列棚の幅をご存じですか? 約90cmなんですよ。これをAndMeshのケースで一列埋めようとすると9色が必要です。『iPhone 6s Plus』なら8色あれば足ります。そこでカラーバリエーションの色数を決めました。カラーを増やすのは金型を増やす必要もなく比較的カンタンなんですね。もちろん売れない色もありますが、これは業界用語で死に筋と言いますが、死に筋あっての売れ筋なんです。多くの選択肢があるので顧客はその中から好きな色を選べるのだと思います。

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