■大手企業のネームバリューばかり利用する男性
「合コンで、いきなり名刺を出されたことがあります。そこには、某大手外資系企業の名前が。ある意味、誠実だといえるかもしれませんが、なんだか会社名や肩書きでポイントを稼ごうとしているみたいで……」(30歳・人事)
婚活や合コンといったシーンでは、基本的にいきなり名刺を出す必要はありません。なのに挨拶と同時に「俺、ココに勤めてます」と、名刺を差し出されたことがある女子は、結構いるようです。その人のことがわかるので安心、という面もありますが、そういった場で初めて会った人にいきなり名刺を差し出されると、正直、そこに書かれた企業名が有名どころだと、ちょっと引いてしまう女性も多いのではないでしょうか。名刺は「欲しい」と言われまでは出さない、ぐらいがちょうどいいようです。
■人生の先輩面がすぎる男性
「7歳年上の人とデートした時、会話の中に『こんなことも知らないの?』というニュアンスの言葉が混じっていて……。1時間も経たないうちに、ぐったりしました。こういう男性がナチュラルに相手のプライドを傷つけるタイプなのかもしれません」(25歳・事務)
多くの男性は好きな女性に対して“小馬鹿にする”という愛情表現を用いるものです。ただし、その小馬鹿にする行為も関係がまだ浅い相手だと「コイツ、ムカつく!」と女性の自尊心を逆撫でするだけ。年齢差がある男女なら、なおのこと、言葉の使い方には気をつけるべきです。女性は些細な仕草やひと言で傷つく生き物。年齢差があっても、フラットな関係を目指したいと思っているはずです。
さあ、当てはまるものはありましたか? どうか傷つきやすい女心のツボを少しでも押さえて、好感の持てる男性になってください。
★今日の教訓★
女ゴコロは 努力とテンポで 外さない
文・イラスト/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。現在多方面にて活動中。ブログ(http://oshimarie.com)
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