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2016.02.18

「派遣社員の育休取得」義務付け、半数の派遣会社が対応可能

 一億総活躍国民会議」で「希望出生率 1.8」の達成に向けた施策として「非正規雇用労働者の育児休業取得」を実現するための法改正などが提言された。非正規の労働者も産休・育休取得は可能だが、実際の取得は容易でなく、マタハラ経験者は派遣社員が48%と正社員の2倍以上(厚生労働省の調査より)にのぼったという。

 そこでエン・ジャパン株式会社は、同社が運営するお仕事まとめサイト『エン派遣』を利用する派遣会社を対象に、「派遣社員の育休取得が義務付けられた場合」を想定した意識調査を行なった。

■“派遣社員の育休取得” は46%の派遣会社が対応可能、と回答

「”派遣社員の育児休業取得”が義務付けられた際に、対応できると思いますか?」と聞いたところ、もっとも多かった意見は「できる」(46%)で、「分からない」(33%)、「できない」(21%)が続いた。「できる」を選択した企業から『すでに取得実績があるので』『当然するべき』というコメントが多数寄せられた。その他の派遣会社のコメントは以下のとおり。

「派遣社員の育休取得が義務付けられた場合」を想定した意識調査

【派遣社員の育休取得可能と回答した派遣会社の理由】

◎当社も最初の一人は手続きの煩雑さに苦労しましたが、産休育休中は無給(会社負担無し)でよく、書面での雇用契約書を交わすことで育休取得できるとわかり、さほどデメリットがないので希望者には推奨していました。

◎現在も出産に伴う産休・育休を取得する労働者は多い。ただ派遣労働者の場合は、育休後の職場復帰の際に元の派遣先に戻れないことが多い(その時には派遣契約がないこともある)ため、元の職場に戻ることを義務付けられると無理ではある。

◎育児休業前の派遣先に戻る事が出来ない場合が発生しますが、当社では育児休業終了後の勤務先が見つからない場合でも、自社コールセンター勤務をすることができます。

◎弊社では派遣社員を育休取得させた経験があり、育休時には新たに産休要員を派遣しました。育休に入ることは計画的に事を進められますので、派遣先の理解を頂くのは難しい事では無いと考えます。むしろ難しいのは復帰後の勤務時間等にあります。

◎すでにスタッフ確保の為のコストはかなり増大しており、一度登録したスタッフが産休、育休でブランクができても将来のスタッフ確保につながるから。
◎重要な戦力を育児期間でロストしたくないので、何とか実施する方法を検討する。

【派遣社員の育休取得可否がわからないと回答した派遣会社の理由】

◎復職後のクライアント確保を保証出来ない。そもそも、派遣社員も復職の時期を確定出来ない(保育施設の問題、子供の健康状態等)。

◎派遣先・派遣元に復帰できる場所が確実にあるとは言い切れない。

◎次の受け入れ先が見つからない、派遣先の理解が得られないと思うから。

■派遣会社の懸念点は、「派遣先企業の理解」「育休復帰後の勤務時間変化への対応」

 派遣社員の育休取得義務化に「対応できない」と回答した企業に、その理由を聞いた。第1位は「派遣先企業の理解が得られない」(85%)、第2位は「育休復帰後の勤務時間変化に対応できない」(60%)、第3位は「代替要員を確保できない」(46%)だった。

「派遣社員の育休取得が義務付けられた場合」を想定した意識調査

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