人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2016.01.29

【CES2016レポート】ネットはテレビを飲み込むか?覇権を握りつつある「Netflix」の戦略

■連載/折原一也のAudio&Visual最前線

■今後の映像視聴スタイルを牽引する「Netflix」の世界展開

 2016 International CESで出展されていた映像のトレンドのなかでも、映像配信の世界における「Netflix」の覇権は決定的といえそうだ。日本で昨年9月よりサービスを開始したこともあり、「Netflix」の名前を知る人も多いかもしれないが、世界市場における存在感は日本の比ではない。映像配信というカテゴリの中でトップなだけではなく、テレビ放送やBlu-rayといったあらゆる映像を視聴する手段のなかでも、今やNetflixが圧倒的な影響力を持ち始めているのだ。

2016 International CESで基調講演を行った米映像配信最大手の「Netflix」

2016 International CESで基調講演を行った米映像配信最大手の「Netflix」

 2016 International CESでは、Netflixの共同創業者兼CEOのReed Hastings氏が基調講演に登壇し、今後の戦略を語ったことでも注目を集めた。

Netflixの共同創業者兼CEOのReed Hastings氏が登壇すると、会場から歓声が上がった

Netflixの共同創業者兼CEOのReed Hastings氏が登壇すると、会場から歓声が上がった

 Netflixは現在、全世界で7000万人にインターネットを通してストリーミングで番組を視聴する体験を提供している。Netflixを通して試聴された時間は2015年時点で全ユーザーの視聴時間の合計が425億時間、第4四半期だけでも120億時間にも達するという。前年同期は82億時間なので、大幅に続伸した。世界中の人々の映像体験に占める時間を、更に拡大させているわけだ。

Netflixによる視聴時間は年間425億時間に到達

Netflixによる視聴時間は年間425億時間に到達

 Netflixが今、その影響力を拡大する推進力となっているのが、オリジナルコンテンツの制作だ。

オリジナルコンテンツを発信

オリジナルコンテンツを発信

 2013年にNetflixが初めて制作を手がけた作品で、エミー賞に輝いた『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を始めとして、今年はエリザベス女王を主人公とした『The Crown』、日本でフジテレビと共同制作した『テラスハウス』なども紹介。

 現在日本でも配信中の『デアデビル』や『マルコポーロ』といった質の高いオリジナルドラマを始め、今年はオリジナル作品のみで600時間以上にのぼるという。テレビ放送のような様々な規制、CMスポンサーに対する配慮が必要なく、クリエイターの意図通りに作られるため、作品の面白さは、世界中に”Netflixファン”と呼べる支持者を生んでいる。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年11月16日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「ゴルゴ13」のオリジナル万年筆!大特集は「2018年ベストヒットランキング」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ