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2016.01.26

【ウエアラブルEXPO】ヘルスケア、衣料、ペット、ウエアラブルの未来は明るい!

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

 メガネ型や時計、衣服など、身につけて利用するウエアラブル端末の展示会「第2回 ウエアラブル EXPO」が東京ビッグサイトにて開催された。国内外から昨年より53社多い156社が出展。各社の体験ブースは活況を呈しており、長いところでは1時間待ちの行列もできた。その中から注目のブースを取材した。

◆メガネスーパー

 メガネ型ウエアラブルは多くの社が出展していたが、来訪者から「一番見えやすい」という声が上がっていたのが、メガネスーパーの『b.g.』。コンセプトは「メガネを知り尽くしたメガネスーパーにしかできないウエアラブル」。

「長時間使えるかけ心地、目が疲れない使い方、見え方が違うという3つを押さえたものが“メガネ屋から見たウエアラブル”であり、従来の製品ではすべてを満たしているメガネ型ウエアラブルがなかったため、後発のメリットでこれらを取り入れて作った」(担当者)。

世界最大級の「ウエアラブル EXPO」で見つけた、多種多様なウエラブル端末

◎メガネ屋視点1・両眼設計とディスプレイ位置の可変

 人の目と目の間の距離はメガネを作る時に必ず調整する箇所。他社の同型ウエアラブル端末はディスプレイが固定の位置なので、使う人の目の頂点に合っていない位置にディスプレイがあると見えづらい。そのためにディスプレイを両眼に配置してさらに瞳の位置に合わせて動かすことで、普通のメガネと同様に調整ができる。使っていても疲れない、どこでもくっきり見えるというのが大きな特長だ。

◎メガネ屋視点2・ディスプレイが下方に付いている

 遠近両用メガネを使用している人なら実感できるかもしれないが、前方や全体を見るときは基本的にメガネの上側を使う。従来の端末だと上にディスプレイが付いているものが多く、全体を見るときに上に映像があると邪魔になってしまう。下側に情報を出力すれば普段使いの妨げにならないまま、全体の情報と付加された情報を見渡せる。

◎メガネ屋視点3・デバイス部の着脱が可能

 デバイス部の着脱が可能で、どのようなフレームのメガネにも装着できる。将来的にはメガネ製造の聖地として知られる鯖江のメーカーと組んで共同開発する専用フレームや、業務効率を上げるための推奨フレームなども視野に入れているという。

 また従来のメガネ型ウエアラブルは、メガネを掛けている人が使用する場合、メガネの上から装着するか、外して裸眼で装着しなければならず使い勝手が悪かった。『b.g.』は同型の端末では珍しい度付きレンズも採用している。

世界最大級の「ウエアラブル EXPO」で見つけた、多種多様なウエラブル端末 世界最大級の「ウエアラブル EXPO」で見つけた、多種多様なウエラブル端末

 ブースに展示されていたプロトタイプ実機を装着してみた。試作段階とのことで前方が重く感じるが商品化に向けて改善していくという。通常のメガネの設計と同じで、太めのフレームであっても後ろに重心がかかっていると重く感じないということをウエアラブルでも実践している。ノンシースルータイプのディスプレイを搭載して、日中や明るい室内の光に左右されないため、思っていた以上に画像や文字がくっきりと見える。何より全体を見回したときに映像や文字が邪魔にならない。入力デバイスは有線、Wi-Fi、Bluetoothが接続可能。

世界最大級の「ウエアラブル EXPO」で見つけた、多種多様なウエラブル端末

 使用シーンとしては、物流現場での作業、博物館や美術館などでの自動情報表示、インバウンドに対応した観光ナビゲーションや翻訳などを想定している。年内の販売を目標としており、当面はBtoB販売で、店舗での個人向け販売は現段階では未定。

「イベントのような特定の場所で利用できるガジェット的な使い方や、店舗でかけるとおすすめ商品が表示されたり、逆に店舗のスタッフがかけて顧客の過去の購買履歴から商品の提案をするといった連動の仕方など、ウエアラブルの活用の場をお客様に体感いただいてから個人向けに販売するという流れがいいのではないかと考えている。また、ソリューションを各社さんから提供いただいており、セットパッケージのような月額、定額モデルも検討している」(担当者)

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