
2015年12月1日から「ストレスチェック制度」が施行された。株式会社マクロミルは、20歳~59歳までの働く男女1000名を対象に、2015年11月20日~11月22日の期間、インターネットで「ストレス実態調査」を行なった(有効回答数は1000名)。調査の結果、働く男女の86%が「ストレスを感じている」と回答。原因は「仕事、職場の人間関係」が多数となっている。また、42%が「ほぼ毎日」ストレスを感じると回答。一方、「ストレスチェック制度」の認知率はまだ28%という結果となった。
■働く男女の86%が「ストレスを感じている」、原因は「仕事、職場の人間関係」が多数
普段どの程度ストレスを感じているか尋ねたところ、ストレスを感じている人は86%(「強く感じる」30%+「やや感じる」56%)にのぼった。
ストレスの原因は「仕事内容」62%、「職場の人間関係」58%が上位にあがっており、仕事や職場関係でストレスを抱えている人が多い様子がうかがえる。
■42%が「ほぼ毎日」ストレスを感じる
同じくストレスを感じている人に、どのくらいの頻度でストレスを感じるかたずねると「ほぼ毎日」と答えた人は42%で、「週に3~4日」と答えた人も33%にのぼった。
2015年12月1日から施行される「ストレスチェック制度」を知っているか尋ねたところ、72%が「知らなかった」と答えた。2014年10月に実施した同様の調査データと比べ22%伸長したが、当制度に関する認知率はまだまだ低いことが明らかになった。
<調査概要>
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:20~59歳の会社員(マクロミルモニタ会員)
割付方法:男女×年代(20,30,40,50代)を均等に回収/合計1000サンプル
調査日時:2015年11月20日~11月22日
調査機関:株式会社マクロミル