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【PC Audio Lab】スピーカーの名門が現代に問う音!Acoustic ResearchのDAC内蔵ヘッドホンアンプ『AR-UA1』

2016.01.29

■Performance

Mac miniとUSB接続した『AR-UA1』をリファレンスヘッドホンのPHILIPS『Fidelio X1』で聴いた。Hi-res再生アプリはAudirvana Plusを使った。手嶌葵「I Love Cinemas -Premium Edition-/Calling You」(96kHz/24bit)のささやくようなボーカルがいい。どこまでも抜けていくような冬の青空のような透明感。粒立ちがよくウエットではなく少しドライな音色。Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends「BUONO!! BUONO!!/THEME FROM LUPIN III 2015~ITALIAN BLUE ver」(48kHz/24bit)のウッドベースの低域はタイトでスピード感がある。楽器の音はホットだが、演奏はどこかクールな一面をのぞかせる。

今度はイヤホンを聴いてみよう。obravoの最新モデル『eamt-3a』を使う。ダイナミック型とハイルドライバーのハイブリッド型である。Calling Youではボーカルの繊細感が向上して、耳元でクッキリと歌ってくれるように感じられた。ドライブ能力が高くしっかり低音が出るので、高音と低音のバランスもいい。バスパワーを使っているのでノイズカットに威力を発揮するifI『iPurifier』を使ってみた。これが予想以上に効果があり、S/N感が格段に向上、Calling Youではリップノイズまで克明に聞こえるようになった。最後にライン出力を使ってスピーカーで音楽を再生したが、その音色はヘッドホンアンプと同様に分離がよくクッキリとした音だった。

■研究結果

AR『AR-UA1』の音は国産ヘッドホンアンプORB『JADE casa』と好対照だった。『JADE casa』はウオームでややウエットなボーカルを聴かせてくれる。『AR-UA1』はクールでややドライな音だ。往年のARサウンドはかまぼこ型で高域が伸びていなかったが、現代のARはフラット指向。すべすべになめらかな音ではなく、モノクロフィルムのような粒状感があって、それが音楽のコントラストを際立たせてくれる。そんな個性的な音だった。

●『AR-UA1』は質感とデザインがいい
●『AR-UA1』はS/N感が良くクリアな音
●『AR-UA1』は粒立ちがよくややクール
●『AR-UA1』のDSD対応はPCM変換再生

(文/ゴン川野)

ゴン川野のPC Audio Labオーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

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