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【PC Audio Lab】スピーカーの名門が現代に問う音!Acoustic ResearchのDAC内蔵ヘッドホンアンプ『AR-UA1』(2016.01.29)

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■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

AR001

■Introduction

Acoustic Researchと言えば1952年、アメリカ東海岸に生まれたオーディオメーカーであり、1954年に画期的な技術アコースティック・サスペンションを採用した小型スピーカー『AR-1』を発表。小型スピーカーは低音が出ないという常識を打破して、世界的な小型スピーカーブームを巻き起こした。その後も『AR-3』『AR-4』と次々に人気モデルを作り出した。アコースティック・サスペンションとは密閉型のエンクロージャーの中の空気を使ってスピーカーユニットに背圧を掛けることで、歪みの少ない低音を実現する技術。当然、スピーカーの能率が下がるので大出力アンプでドライブする必要があった。あのカラヤンも『AR-3a』をプレーバックモニターとして愛用していたという。

このARが作ったDAC内蔵ヘッドホンアンプが『AR-UA1』である。ちなみに日本に入ってきている同社の製品はHi-resプレーヤーの『AR-M2』と本機の2種類のみで、どちらも同じDAC、BB/PCM1794Aを採用している。『AR-UA1』は実勢価格約6万5000円と、約15万円の『AR-M2』よりも手頃な価格だ。往年のスピーカーブランドを冠したヘッドホンアンプは果たしてどんな音がするのだろうか。

■Design

本体は分厚いアルミのカバーに包まれ高級感がある。アルミの部分はサンドブラスト仕上げででトップ部分にARのロゴが彫刻されている。サイドには細長いエアダクトがある。フロントパネル光沢仕上げの樹脂性で、リアパネルまで繋ぎ目のない一体構造に見える。幅85×高さ25×奥行き137mm、重さは340gもありズシリとした手応えがある。バスパワー駆動のため電源不要で、デジタル入力はUSB/B端子、ステレオ標準プラグのヘッドホン出力以外に、トスリンクの光出力、RCA端子のライン出力を装備する。フロントパネルにボリュームがあるのみのシンプルなデザインで、電源ランプを兼ねたLEDが音源のサンプリング周波数に応じて色を変えるというギミックを採用する。

AR002

リアパネルにはライン出力と光出力、USB入力が並ぶ。つまり本機はUSB/DACとしても使えるのだ

AR003

光出力があったので、SHANLING『M3』の光入力に接続してみたら、問題なく再生できた

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