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2016.01.18

「電力自由化」で東京電力の料金は安くなるのか?

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆提携先21社とのセット割、中部電と関電エリアへの拡大で新規参入社に対抗

 4月1日から電力小売りが全面自由化される。今まで家庭で使う電気は東京電力など地域電力が独占していたが、4月以降は従来の地域電力のほか、ガス会社や石油元売り会社、携帯電話会社、旅行会社、コンビニ大手などの異業種も参入し、家庭でも自由に電力会社を選べるようになる。

 2015年11月に東京ガスのガスと電気がセットになった新プランが発表されたが、迎え撃つ形となった東京電力も1月に新料金プランを発表した。東京電力 常務執行役 カスタマーサービス・カンパニー・プレジデントの小早川 智明氏、執行役員 カスタマーサービス・カンパニー・バイスプレジデントの佐藤 梨江子氏らが出席した発表会には多くの報道陣が詰めかけた。

電力自由化に向けて、迎え撃つ側の東京電力が打ち出した新料金プラン

 現在約2000万軒の契約数がある東電だが、関東エリアでは守勢にまわるとされ、10年後には2割のシェアを失うと予測している。

「最も魅力的な関東エリアは現在にもまして激しい競争になると覚悟している。だからこそ顧客価値を高めることに全力を注ぐ。エネルギー事業の領域やサービス提供エリアを全国に広げ、一挑戦者として開始する。電力全面自由化は電気専用事業から総合エネルギーサービス企業へと進化させるチャンスを捕えている。競争に勝ち抜くと共に福島復興に向けて責任を果たしていく。電気を安定して届ける本来の広域事業サービス、困りごとを速やかに解決して安心して電気を使っていただく営業面と技術面のサービスを、新規参入者にはない私たちの強みとして充実させたい」(小早川氏)

電力自由化に向けて、迎え撃つ側の東京電力が打ち出した新料金プラン

 新しい料金プランは「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」「スマートライフプラン」「夜トクプラン」など、現行の7種類から11種類に料金プランが増える。「スタンダードプラン」は3種類。60アンペアまでのアンペアブレーカ契約の「スタンダードS」、電気機器を多数使っているなど、契約容量が6kVA(60A相当)以上向けの「スタンダードL」、ブレーカで制限するのではなく、通信機能を備えたスマートメーター(下記画像)を使って、過去1年間のピーク電力をもとに料金が決まる「スタンダードX」がある。「プレミアムプラン」は、電力量料金が400kWhまでは定額、400kWhを超えると割安になる一部定額プランで、使用料の多い家庭向けになる。

電力自由化に向けて、迎え撃つ側の東京電力が打ち出した新料金プラン

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