
■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所
あなたは、自分が自意識過剰でナルシストだと思うことはありますか? 男性からみて自意識過剰な女子の姿が目につくことがあるかもしれません。が、しかし、女性から見ても、自意識過剰な男子、ともすれば「こじらせ男子」は目につくもの。今日は、女性から見た、男性の(いい大人の)こじらせ行動を紹介したいと思います。
■自己啓発や社会貢献にハマりすぎる
向上心を持つことは素晴らしいことです。しかし、それに夢中になりすぎてしまうと、周りがついて来られなくなるケースが多いようです。
「知人が自己啓発セミナーに心酔しており、様子がおかしいんです。会うたびに関連書籍を薦められたり、セミナーに行こうって頻繁に誘われたり……。この前も30万円もする自己啓発セミナーに申し込んだと言っていました。さすがに心配になっています」(28歳・事務)
「社会貢献は素晴らしいこと。だから否定もしませんし、応援したい気持ちになります。でも、連日、参加している社会貢献事業についてSNSに投稿し続けている友人には、正直うんざりしています。その投稿がキッカケで興味を持つ人もいるのかもしれませんが、何となく、善意の押しつけにしか感じられず、今は彼の投稿を非表示にしています」(31歳・法務)
社会貢献や自己啓発は、圧倒的に男性のほうがハマる確率が高いといわれますが、みなさんの周りにはいますか? 社会貢献も事業化されたものであれば『こじらせてる』と思われることはないでしょう。しかし、発信者から「貢献している俺ってイケてるだろ!」という自己顕示欲のようなものが見えると話は別です。
■ポエムを作っていいのは、結果を出している人だけ
続いては、男性が作るポエムについて。女性のポエマーちゃんたちがよく扱うテーマは「幸せ」や「自分とは」といった、セルフイメージに関するポエムが多い。しかし、男性が作るポエムは仕事論が多数を占めているようです。
「会社の上司が仕事論をポエムにしてSNSに投稿しています。とてもイイ人なのに、そこだけ違和感があります。部下はみんな『辞めればいいのに』と言っています」(32歳・販促)
「忘却録と題名をつけて、自分の気づきを事細かにSNSに投稿する人がいますが、見ているだけで痛い……日記帳を持てばいいのにと思ってしまいます」(28歳・印刷業)
ポエムはよほど文才がある人でなければ、男女問わず痛いものになってしまいます。ただ、それに気づかない人も多いようです。