
■連載/阿部純子のトレンド探検隊
◆今年は睡眠環境を整える年にしたい!まずは枕から始めてみる
マットレスが古いからか、枕が合わないからかはっきりとしないが、起きると腰や首が痛くて快眠とは程遠い状態に悩んでいた。今年は睡眠環境と整えようと決意。まず新年からは枕を新調することにした。
枕が睡眠環境に影響を与えることがここ数年で良く知られてきたこともあり、各社からさまざまな素材や形状の枕が出されている。どの枕にしようか迷ったが、トレンド探検隊のIM隊員から「ロフテーの枕にしてから寝違えることがなくなった」という体験談を聞き、個々の好みや状態に合わせて枕を作る、ロフテーの「快眠枕」をオーダーすることにした。
ピローフィッターによるコンサルティングは完全予約制なので、日本橋にある「ロフテー枕工房 本店」で予約を取り、指定された日時に出向いた。
対応してくれたピローフィッターは、睡眠改善インストラクターの資格を持つ五十嵐 香さん。五十嵐さんからコンサルティングシートが渡されて各質問に記入していく。現在使っている枕の種類、子どもの時に使っていた枕、寝付くときの姿勢、現在の敷寝具のかたさ、睡眠時の体の悩み、気になる自覚症状、首の既往症、枕選びの優位性など、こまかな質問が設定されている。
シートを書き終えたら専用の器具で頸椎孤の深さを計測する。頸椎孤とは首の後ろのカーブの深さ。どうしてこのカーブの数値が必要となるのだろうか?
「リラックスした状態で立っている姿勢が体に一番負担が少なく、この時の顔の角度は約5度で、寝るときもその姿勢を保てれば楽な状態といえます。しかし横になると頭の重さで顔が少し前に出てしまうため、敷布団と頭部や首の間にすき間ができてしまいます。そのすき間を埋めるために使うのが枕の役割です。首の後ろのカーブの深さは人によって違うので、ひとりひとりに合わせる高さも違ってくるのではということで研究をしたのがロフテーの『快眠枕』の始まりです」(五十嵐さん)
測定では第七頸椎から垂直に頸椎弧スケールを当て首の後ろのカーブの深さを測る。私の頸椎孤の深さは「2.81cm」。「快眠枕」は高さが低い方から高い方に5段階に分かれており、私の数値からすると目安としては2号サイズとのこと。このサイズを念頭に実際に横になってフィッティングをしてもらう。
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