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【PC Audio Lab】完成度の高さに脱帽!oBravoの平面型ハイブリッドイヤホン『erib-2a』(2015.12.14)

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■研究結果

『iPhone6Plus』+CHORD『Mojo』で聴いたoBravo『erib-2a』の音は驚くほど自然だ。平面駆動とダイナミック型のハイブリッドなので、特徴的な音がするだろうと身構えていたのだが、肩すかしを食らった。低域から高域のつながりがよく、言われなければハイブリッドであることに気付かないと思う。ヘッドフォンと違いウーハーのドライバーが小口径なので低音の遅れも感じられない。平面型は一般的に音の粒立ちが良く、分解能の高さを誇示するように細かい音を聴かせてくれるが、それから比べると『erib-2a』の高音はなめらかで女性ボーカルが心地良い。加えてダイナミック型には出せないであろう音場感を再現する。左右の広がり、奥行きなどの音場を追求していくと低域や高域にクセのないフラットな音になり、これが過ぎるとモニター調のクールな音になってしまう。『erib-2a』はウォームな音色を保ちつつ奇をてらわずに伸びやかな高域を再生する。

同社のヘッドフォンアンプ『HPA-1』+SHANLING『M3』でSHANTI「BORON TO SING/Killing me Softly With His Song」(96kHz/24bit)を聴くと、ボーカルの定位感と音場感は素晴らしいが、全てに歯切れがいい音になり、私にとっては高域がクッキリしすぎるのだ。ピアノのアタックが硬質になり『erib-2a』もこんな音が出るんだと表現力の幅広さに驚かされた。『HPA-1』は解像度重視のポタアンで、ハイレゾ音源を鮮明な音で楽しみたい人に向いている。まあ、こんな使い方はしないと思うが最後に『iPhone6Plus』に直挿しでも聴いてみた。音量的には充分だが、スマホの性能不足で本機の良さを発揮できない感じだ。

『erib-2a』は平面駆動型の魅力を専用アンプ不要で楽しめる世界的にも珍しいイヤフォンで、クセがなくどんな音楽にもマッチすると思う。内容的にはハイエンドだが、価格的には手の届く範囲にあるので、興味がある人はぜひ試聴していただきたい。中野の「フジヤエービック」でも試聴可能だ。さらにoBravoではウーハーも平面駆動ドライバーを使った2Wayモデルを開発中とのこと。こちらのモデルの完成も楽しみだ。

●『erib-2a』は高域と低域のバランスがいい
●『erib-2a』は音場感の表現に優れる
●『erib-2a』は刺激的な音を出さない

(文/ゴン川野)

ゴン川野のPC Audio Labオーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

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