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【PC Audio Lab】ダイナミック型の低音と平面型の高音のいいとこどり!oBravoのヘッドフォン『HAMT-1』(2015.12.07)

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■研究結果

CHORD『Mojo』+Mac miniで聴くと、従来の平面型の常識を吹き飛ばす、低域の量感に圧倒される。高域は濁らずにどこまでも伸びていく。粒立ちが強調されすぎることもなく女性ボーカルは心地良い。どちらかと言えば低音過多なので、チューニングキットを使ってバスレフポートを全て塞ぐと、高域の解像度は最高なのだが、それでは『HAMT-1』の個性が活かせないため、2個の穴を全閉にして1個に口径の小さいシリコンプラグを挿入した。いろいろなチューニングが楽しめるが、3個の穴に何も入れない状態だと低域の解像度が下がって、ややモコモコした音になった。

優秀録音版として知られるLinda Ronstadt「What's New/What's New」(192kHz/24bit)では、全体的にウォームな雰囲気が漂い、ネルソン・リドルのオーケストラをバックに、歌唱力抜群のリンダがしっとりとしたジャズボーカルを歌い上げる。のびのびとしたボーカル、金管楽器のきらびやかな高域の抜けが非常にクリアーで濁りがない。楽曲によっては高域のスピード感と低域が噛み合わないことがあり、このヘッドフォンが2Wayであること思い知らされることがあった。さらなるウーハーのブラッシュアップに期待したいところだ。あとは重さ540gなので、さすがに長時間のリスニングは無理であることを実感した。ハイレゾプレーヤーのSHANLING『M3』に直挿ししても十分な音量がとれ本機の魅力的な音色を楽しめた。『iPhone6Plus』直挿しでは音量が不十分な曲もあり、やはりポタアンが欲しくなった。

oBravo『HAMT-1』は登場したばかりのブランドだが、私的には大注目である。ウーハーを小口径化してもいいのでアルミハウジングのまま軽量化できないか。またバスレフでなく密閉式のウーハーを使いハイスピードな低域を追求するというのはどうだろうか。

とにかく他のヘッドフォンでは、聴けない音なので、機会があればぜひ試聴していただきたい。「フジヤエービック」でも取り扱い中。きっと平面型の良さを再発見できると思う。

●『HAMT-1』は高域がキレイ
●『HAMT-1』は低域の量感がスゴイ
●『HAMT-1』は低域が調整可能
●『HAMT-1』は意外と鳴らしやすい
●『HAMT-1』はかなりヘビー級

(文/ゴン川野)

ゴン川野のPC Audio Labオーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

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