みんなのお買い物ナビ @DIME

  1. TOP
  2. >家電
  3. >ダイソンがロボット掃除機『360 Eye…

ダイソンがロボット掃除機『360 Eye』の開発に17年もかかった理由(2015.10.31)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆17年かけて完成したダイソンのロボット掃除機『ダイソン 360 Eye』

 世界に先駆け、日本で発売を開始したダイソンのロボット掃除機「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」。日本での発売に際し来日した、ロボット工学主任のマイク・オールドレッド氏は、ロボット掃除機の開発のために1999年にダイソン入社し、以来ロボット掃除機をメインに開発を続けてきた人物だ。

インテリジェントな掃除を行う「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」はどこまで賢いのか?

「入社当時はまだロボット工学自体が生まれたばかりの時代で、学術的な仮説を実用的な現実に変えるため、信頼できるロボットを開発することが求められた。それには大学の実験室だけでなく、実際の住環境にも適応するデザインが必要だった。私の最初の仕事はダイソンのロボット掃除機第1号となる試作品の『DC06』の開発だった」

インテリジェントな掃除を行う「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」はどこまで賢いのか? インテリジェントな掃除を行う「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」はどこまで賢いのか?

 会場には『ダイソン 360 Eye』と並んで試作品となったダイソン初のロボット掃除機「DC06」が展示されていた。デザインも大きさも異なるが、バッテリーの改良を重ねながらフルサイズ製品の技術に匹敵するパワー供給を実現し、発売に至るまで17年の開発期間と2800万ポンド(約53.2億円)の開発費、累計200人を超えるエンジニアが関わってきた。

インテリジェントな掃除を行う「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」はどこまで賢いのか? インテリジェントな掃除を行う「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」はどこまで賢いのか?

 それでも今年春の発売予定が10月末に延長されたのは、日本の住環境にあった製品づくりのために行われたユーザーテストの結果から、再調整が必要になったためだという。

「階段から落ちないよう安全装置が組み込まれているが、日本の場合、玄関で靴を脱ぐために大きな段差があり、そちらも調整する必要があった。しかしこれはソフトウェアの問題なので、比較的短い時間で解決できた。もっと大きな問題は騒音に関することで、これは私たちにとって大きな課題だった。きちんと機能しているからこそ音が発生してしまうが、掃除力を妥協することはしたくなかった。掃除力を保ちながら騒音を軽減する方法を模索した結果、機体の形そのものを変える必要があった。騒音はハードに関する問題なので、より多くの時間を費やすことになった」

 以下、他社のロボット掃除機とは異なる「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」の特長を紹介しよう。

1 2 3 >>
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
@DIMEのSNSはこちらからフォローできます
  • Facebook
  • Twitter
  • ジャンルTOPへ
  • 総合TOPへ

TOPへ

小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント広告掲載について

© Shogakukan Inc. 2017 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。