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2015.09.30

フルサイズでガチにバランス対応!KNSのヘッドフォンアンプ『C-HA1』

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

フルサイズでガチにバランス構成、KNSのヘッドフォンアンプ『C-HA1』

■Introduction

ハイレゾ音源を再生するなら、解像度の高いシステムを組むべきと誰もが考える。しかし、ほんとうにそれでいいのか。アナログレコードに替わって、CDが発売された当時、多くのハイエンドメーカーがデジタルの性能を引き出そうと模索を続け、次々と新製品を生み出した。当時の私はこの流れに乗ってコンポをどんどんグレードアップしていったが、ある時点を超えると、荒井由実のCDの音がスカスカで寂しい感じになってきた。録音されミキシングされパッケージ化された音源を忠実に再生するシステムに近付けば近付くほど、音源のアラも目立ってきたのだ。デジタルカメラの解像度が上がったら、以前はいい感じにソフトフォーカスになっていたモデルの肌が、実はザラザラだったことが分かってしまうように。こうなった場合の道は2つある。カメラに美肌機能を搭載する。または、素肌美人を探す。

オーディオの場合はどうするか、個性的なコンポを組み合わせて自分好みの音を奏でるシステムを作り上げるか。古今東西の最優秀録音曲を集めて、それだけを聴くか。音楽好きなら前者の道を、オーディオ好きなら後者の道をとるだろう。幸いオーディオの場合は複数のコンポを所有して曲によって使い分けることもできる。今回、ご紹介するKNS(港北ネットワークサービス)のヘッドフォンアンプ『C-HA1』は正統派のハイファイ指向で、音の色付けを排してDACから受けた信号を忠実に増幅してヘッドフォンを鳴らすタイプである。

■Design

まず驚くのは、幅430×高さ80×奥行き323mmという大きさである。フルサイズの横幅、高さは10cm以下だが、デスクトップに置くには無理がある。ラックに入れること前提にした大きさだ。音質最優先のハイエンドではサイズを無視した巨大なパワーアンプがあるが、ヘッドフォンアンプでフルサイズは、LUXMAN『P-700u』ぐらいしか思い浮かばない。大きくなった原因はヘッドフォンをバランス駆動するために、ディスクリート構成の4chモノラルパワーアンプを内蔵。これをBTL(ブリッジ)接続してバランス出力を作っているからだ。さらにアンバランス入力をバランス出力に変換する回路を入れ、アンバランスDACのバランス接続を実現している。それぞれのアンプは独立しており、アンバランス接続のヘッドフォンなら2台同時に鳴らせるという便利な機能もある。

電源部には漏洩磁束の少ないRコアトランスを採用、アンプごとに独立した巻線を取り出すというこった作りになっている。整流回路にはファストリカバリーダイオードを使い、高音質ブロック電解コンデンサーなどこだわりのパーツと回路が使われている。バランス/アンバランス変換用のオペアンプにはプロ用機材にも使われるBB「OPA2134」を採用。ヘッドフォンを鳴らすための電力増幅段は、1W(16Ω負荷)までクラスA動作を保証。8個のパワートランジスターは厚さ3mmのL字型ベースと厚さ6mmのヒートシンクを組み合わせた重さ220gのスタビライズドヒートシンクに固定されている。

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