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老眼や近視の視力回復は目薬でもできる?

2018.04.06

気になる効果と治療費

 ジクアス点眼液、ムコスタ点眼液共にムチンの発生を促す薬であり、ドライアイの治療に寄与する事はわかった。だが実際に視力は上がるのだろうか?

 ドライアイ研究会 世話人代表であり、慶應義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授は“実用視力検査”を行い、ドライアイによる視力低下を診断できるようになったと指摘する。一般的な視力検査はご存知“C”マーク(ランドルト環)の切れ目を見分けることで測るが、最大瞬間視力というべき値になるという。これに対して実用視力検査とは、液晶モニター表示されたCマーク(ランドルト環)を一定時間(30~60秒)連続的にサイズを変えて回答させることで、長くものを見つめるという、普段われわれが生活している状態に近い平均的な視力を測定できるという。

 別の医師が当該薬を処方した患者さんは、平均0.4まで低下していた実用視力を1.0に維持できるようになったといい、その効果は徐々に実証されてきているのだ。

 薬価はどうなっているだろうか。ジクアス点眼液は5ml入り1瓶が641.2円で、1回1滴を1日6回点眼するのが目安。保険が適用され3割負担となった場合はひと月あたり600円程度の治療費となる。当薬は遅効性のため1か月以上の使用が推奨される。

 一方、ムコスタ点眼液は1本0.35ml入りで27.1円。1日4回点眼なので、1日あたり108.4円になる。保険適用で3割負担の場合は1日あたり32.52円だ。ひと月使ったとすればだいたい1000円程度が目安となる。こちらは苦みがあるのでご注意を。共に処方が必要な薬なので、必ず専門医の診療を受けてもらいたい。

 老眼・近視の視力回復につながる可能性がある目薬。病気のメカニズムを理解し正しく治療すれば、過去の夢となっていた“クッキリ視界”がまた、戻ってくるかもしれない。

文/中馬幹弘

※記事内の情報は取材時のものです。

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