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老眼や近視の視力回復は目薬でもできる?

2018.04.06

ドライアイによる視力低下

 涙の分泌量が減ったり、涙の質が低下することにより目の表面を潤す力が低下した状態をドライアイという。日本眼科学会によると、患者数は全国で約800~2200万人にものぼるといわれ、オフィスワーカーではなんと3人に1人がドライアイだという報告がある。

 ドライアイを“涙が乾くだけの病気”と、読者のみなさんは軽く考えていないだろうか? だがドライアイは、目を保護している粘膜と涙の異常により目の表面がデコボコになっているという、本当は怖い病気なのだ。目に入った光が変な方向へ屈折してしまい、かすれ目や目の疲れにつながっているという。今まで老眼・近視が原因だと思われていた視力低下がその実、ドライアイの影響であった可能性が高いのだ。

涙を助ける成分、ムチンの分泌をうながす目薬

 目を保護する涙は、上まぶたの裏側にある涙腺から分泌されている。角膜への栄養補給や感染予防、キズの治癒などを行うのだが、眼球の表面から分泌されるムチン(分泌型ムチン)の助けを借りて、目の上にとどまっているという。ムチンは涙が目の表面で均一に広がるために、欠かせない物質なのだ。

 うなぎのぬめりや納豆のネバネバなど、ごく普通にある物質、ムチン。しかし、ドライアイの患者の目では不足しているという。そこで、ムチンの分泌を促して目の表面を保護しようという治療が開発されたのだ。

 専門医による処方が必要な医薬品となるが、ムチンの分泌を促す目薬を2種類、紹介しよう。

 まずは参天製薬が2010年に製造販売認証を受けた「ジクアス点眼液3%」だ。P2Y2受容体作動薬“ジクアホソルナトリウム”を主成分とする点眼剤で、P2Y2受容体を通して涙の主な構成成分であるムチンや水分の分泌を促進し、涙(涙層)を正常な状態に近づけ、ドライアイを改善するというもの。

 そして大塚製薬が2011年に承認をうけたのが「ムコスタ点眼液UD2%」だ。有効成分の“レバミピド”は胃炎・胃潰瘍の治療薬「ムコスタ」として20年以上処方されてきた実績を誇る。ムチン増加作用と粘膜修復作用を点眼液に応用し、防腐剤を含まず1回使い切りとなっているのが特長だ。

ジクアス点眼液 3%
ジクアス点眼液 3%

ムコスタ点眼液 UD2%
ムコスタ点眼液 UD2%

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