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うつ病から認知症まで“こころの不調”に用いられる漢方治療(2015.07.06)

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 アレルギー疾患、高齢者疾患、婦人科疾患、皮膚科疾患などに渡って用いられ、いまや最先端医療のひとつとして世界的に評価されている漢方治療。「体・心・肌」の不調を治す漢方薬は、うつ病や認知症、睡眠障害といった精神的な病気や症状に対しても有効であることがわかっている。

 こころの不調に対し、どのように漢方医療が関わっているのか、「芝大門 いまづクリニック」院長の今津嘉宏さんのセミナーに参加して話を伺った。

 外科医としてキャリアをスタートした今津さんは、がん治療に携わる中、抗がん剤や放射線治療による副作用に苦しむ患者を目の当たりにして、その解決法を模索する中で漢方を学び始める。婦人科領域に漢方医学を取り入れていた産婦人科医の村田高明さんに師事し、漢方医学の基礎を学び、外科学と漢方医学の融合を目指してきた。

うつ病や認知症など、こころの不調に用いられる漢方治療とは

「こころはどこにあるか難しい。精神的なものは脳だろうし、機能としては心臓になる。現代医学的にこころの不調を考えると、こころは神経系、免疫系、内分泌系、からだは循環器系、呼吸器系、消化器系と細分化されてしまう。

 こころの不調を西洋医学で治療するとなると、精神科、心療内科、免疫系、内分泌系、産婦人科など、原因を探るにはいろいろな科に行かなければならない。西洋医学の考え方だと、本来のあり方からどんどん遠ざかってしまうイメージがある。

 対して漢方医学はとてもシンプルな考え方だ。漢方薬の観点からこころを見ると『気』というひとつの言葉で表現できる。こころに関わるものは『気』のほかに『血』『水』があり、この3つに関連している薬を処方すればよい。漢方治療をしながら、必要であれば専門医療機関へ紹介することができるので、漢方薬は漢方医療と西洋医療のキャッチボールするためのハブとしての役割があると思う」

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