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企業ニュース
2018.05.02

ミドル層が成長できる転職先の見極めポイントは?

 少子高齢化・年金受給年齢の引き上げなど、これまでよりも長い期間働き続けることが必要になっている昨今。定年年齢引き上げなどの雇用延長施策が各企業に求められているが、雇用される側も、長く働き続けるための能力やスキルを保有する市場価値の高い人材でいる努力が重要だ。既に社会人経験を10年以上積んでいる転職希望のミドル層にとって、年齢以上に経験や能力を重視して採用を行なう現在の転職市場は、チャンスとも言える。では、今後も「自身の市場価値を高められる企業」はどのように見極めれば良いのか。

 エン・ジャパンが以前、同社が運営する人材紹介会社集合サイト『エン転職コンサルタント』上で、転職コンサルタント100名を対象に「ミドル層が成長できる企業の見極め方」についてアンケート調査を行ない、多くの求職者を転職成功に導いてきた転職コンサルタント(転職支援のエキスパート)100名に「ミドル層が成長できる企業の見極め方」について聞いたところ、成長を実現できる企業の環境は、「個人の裁量権が広い」「企業の目標・ビジョンが明確」「経営者にリーダーシップがある」などが挙げられた。

 また、成長できる業界は、専門性やマネジメント能力が鍛えられる「メーカー」「建設・不動産」や未成熟な組織であるがゆえに個人裁量が広いことの多い「IT・インターネット」という結果に。企業のタイプは、変化スピードの早さや1人に多くの業務を求められることから「ベンチャー企業」と積極的な海外進出からチャンスの機会が多い「日系グローバル企業」に意見が集中した。

ミドル層が成長できる環境は、裁量権の広い社風と明確な経営戦略

ミドル層が成長できる企業の見極め方

 転職支援のエキスパートである転職コンサルタントに「ミドル層が成長を実現できる企業はどのような環境が多いですか」と聞いた結果、もっとも多かった意見は「社員一人ひとりの裁量権が広い」(62%)こと。『裁量があるほど発揮できる力の幅や厚みが出てくる』『個人が自ら考えて行動することができる』『従来の横・縦割り、保守的な組織では成長は見込めず、グローバルにも戦えない』という理由が挙がっている。

 第2位は「企業の目標・ビジョンが明確」(53%)、第3位「経営者にリーダーシップがある」(44%)は、いずれも経営戦略の重要性を指摘している。『経営者・管理職がビジョンやミッションを基にリーダーシップを発揮し、裁量権を持たせることでモチベーションが上がり、能力発揮と責任感を強くし成果を上げるプラスの連鎖が期待できる』『企業の目標・ビジョンと、その方の保有スキルとが明確に合致する場合、更なる成長を実現できる』『既にある知識を明確なビジョンへ活用できるため』『経営者がしっかりした方向性を指し示せないと、他社経験のあるミドルは使いこなせない』『慣例にとらわれずミドル層の経験を活かそうとするリーダーシップは大切な要素』などが理由として挙げられている。

ミドル層が成長できる企業の見極め方

 上記のような企業で活躍する方法を探るため、「成長できる環境のある企業は、社員にどのようなことを求めますか」と伺ったところ、1位は「チャレンジングな目標掲示と、達成への強い執着心」(68%)、第2位は「主体的に自分を成長させようとする姿勢」(67%)、第3位は「慣習にとらわれない柔軟な思考」(53%)という結果に。

『成長=変革が求められる』『圧倒的成長を求める企業は、大抵多くの負担を社員に課す』『現状を打破するためのインプットとアウトプットを推奨する環境が成長環境』というコメントが寄せられている。成長は自身で高い目標を課し、能力以上を発揮しようとする際に促進されるものであることがうかがえる。

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