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メンタルヘルスを向上させるための新習慣「サイレントウオーキング」がZ世代の間で話題に

2024.05.01

サイレントウオーキング

 今の世の中、一歩外に出ると、イヤホンをつけて行動するのが当たり前。通勤、電車での移動、散歩、ランニング……。本来なら自然に入ってくるはずの環境音がシャットアウトされ、入ってくるのは音楽や音声メディアの人工音ばかり。そんな中、注目されているのが、イヤホンなどのデバイスを排除し、周囲の環境に浸りながらひとり静かに歩く「サイレントウオーキング」だ。そのメリットについて、メンタルヘルスに詳しい脳神経内科医の山下あきこさんは、次のように話す。

「イヤホンからの情報に耳を傾けると、そこに過集中してしまいがち。イヤホンを外し、集中状態から一旦離れ、自然環境に身を置くだけでも脳の機能は高まります。桜がきれいに咲いているなとか、春の心地いい風を意識する。空間の広がりを感じ、色、音、感覚などを魅力的に感じられるようになると精神的疲労から回復できます。さらに足を動かすリズム運動も、心の安定をもたらすセロトニン分泌に効果的です」

 雑念を排除して頭をクリアにするマインドフルウオーキングにも近いというこの方法。ストレスを抱えがちな現代人は一度試してみる価値があるかもしれない。

 Z世代には新鮮に捉えられているようだが、イヤホンも外音の取り込みが調整できるなど、ノイズキャンセリング機能が進化。イヤホンを外す行為がどれだけ浸透するか注目だ。

サイレントウオーキング歩く=運動による脳への血流促進、屋外に出る=セロトニン増加、というウオーキングの効能に加え、イヤホンからの情報排除で、脳のストレスを和らげる。

サイレントウオーキング心的ストレスを感じた後の回復度の違いを、自然音と騒音で比較した実験結果。自然音の数値が最も低いのは、交感神経の活性化が抑えられている証拠。
出典: 「Alvarsson, J.J.; Wiens, S.; Nilsson, M.E. Stress Recovery during Exposure to Nature Sound and Environmental Noise. Int. J. Environ. Res. Public Health 2010, 7, 1036-1046.」をもとに編集部改変 ※外部刺激に対する情動反応。瞬時に起こらず、一定の遅れや潜伏期間を経て表出する。

取材・文/坂本祥子

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