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2016.07.15

医師が学生時代の基礎医学で最も役に立ったと思う科目は

 医師7万人以上が参加する医師専用サイトを運営するメドピア株式会社は、会員医師を対象に「学生時代の基礎医学のなかで、もっとも役立った科目」についてのアンケートを実施し、以下のとおり結果を取りまとめた。調査の結果、「学生時代の基礎医学のなかで、もっとも役立った科目は何ですか?」という質問をしたところ、3648件の回答が寄せられた。

学生時代の基礎医学のなかで、もっとも役立った科目

そんな回答の中では「解剖学」と回答した医師が最も多く、47.7%と半数近くを占めた。画像解析や手術の理解に欠かせない知識という意見が多く、「解剖学は今もう一度実習したい」「今も解剖の教科書を開くことが多い」といったコメントがみられた。

 「生理学」と答えた人は16.2%。「正常生理がわからないと病態生理もわからない」「一般内科疾患の病態理解のために役立っている」というコメントがあり、特に循環器系、呼吸器系、神経系などの分野で重視されている。「病理学」と答えた人は9.9%で、「癌を扱うので、病理は必須」「病気のメカニズムを理解するのに役に立つ」といった声があった。

学生時代の基礎医学のなかで、もっとも役立った科目

◎回答コメント(回答一部を抜粋)

■「解剖学」 1,740件

・解剖学実習が一番印象深く、今でも知識として非常に役に立っております。(40代、整形外科・スポーツ医学)
・神経内科をやっているので、解剖学が日常診療で役に立っています。(30代、神経内科)
・もちろん解剖学です。これを知らないと何も始まらないのが臨床も含めた医学でしょう。(50代、循環器内科)
・何といっても、学生時代から全く変わらないのは系統解剖学だけです。他は全く変わってしまいました。(50代、呼吸器外科)
・やはり解剖学でしょう。レントゲン読影や穿刺の部位や血管の走行を知らないと話になりません。(60代、一般内科)
・患者さんの体にメスを入れる外科医にとって、解剖学は基本と思います。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・人体を実際に解剖していくことに知識以外の価値があったように思います。(50代、一般内科)
・ダントツで解剖学。外科系には必須の知識である。(30代、耳鼻咽喉科)
・教科書の勉強だけではどうにもならないのが解剖学です。生理、生化学などは後からいくらでも補えますが、系統解剖のチャンスは一生のうちただ1回だけ。(50代、一般内科)
・やはり解剖学です。一番臨床に直結していますし、今でも本を見ることが多いです。(40代、耳鼻咽喉科)
・臨床医(外科医)となった今、最も受けたい授業、講義は解剖学です。(40代、循環器外科)
・手術するためには基本ですから。医師になってから眼窩、涙道について解剖実習にもう一度参加させてもらいました。(50代、眼科)

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