MS-Japanは同社が運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」において、「管理部門・士業の有給取得実態調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
有給「20日以上」付与が5割超
今回の調査では、半数以上が「20日以上」有給が付与されており、「15日以上」付与されている人は7割に達することがわかった。
一方、「20日以上」有給を消化できている人は13.7%と、20日以上付与されている人の3割以下に留まっていることも判明。
また、平成31年の法改正より義務化されている5日の有給取得を、実現できていない人も12%いる結果となった。
また企業規模別でみると、企業規模が大きくなるほど有給取得日数が5日を下回る人の割合は減り、有給を10日以上とれている人の割合は、企業規模が1000名以下の場合5割前後だったのに対し、1000名以上では6割を超え、差が出る結果となっている。
さらに、職種別では、「20日以上」取得の割合が最も高いのは経理の16.2%である一方、今回の調査では、法務は有給取得日数が5日を下回る人が0%だった。